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2009/06/10(水)
日本神話
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ほぼ自分用にまとめるだけなので、興味がない方はスルーで
先日行ってきた伊勢神宮(内宮)に祀られているのは天照大神(以下アマテラス) で、このアマテラスは日本国を作った(生んだ)、伊邪那岐命、伊邪那美(以下イザナギ、イザナミ)の子供だと思っていたのですが、これが勘違いで。
アマテラスはイザナギが単独で生んだ神様だった(左目洗ったら生まれた)そうな。 で、アマテラスと一緒に生まれたのが、月讀(ツクヨミ・右目から誕生)、素戔嗚尊(スサノオ・鼻から誕生)で、三貴子と呼ばれるらしい。 アマテラスは太陽を司り、高天原(神様がいっぱい住んでいる処)、ツクヨミは夜(の国)、スサノオは海原を治めるようにイザナギに言われるのだけれど、スサノオはこれを断ってすったもんだの挙句にアマテラスが治める高天原に滞在することに(面倒なので端折る)
で、ここで悪さばっかりするもんだからアマテラスが怒って(嘆いて)天の岩戸(写真2枚目)に隠れてしまったので、世の中は暗黒時代に。 それをどうにかせにゃ・・・と、八百万の神が色々相談して、岩戸の前で宴会してアマテラスを気を引いて岩戸を開けさせるわけだけれど、この時岩戸を開けるきっかけを作った(宴会を提案した)神様の天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)を祀っているのが、この間行ってきた長野の戸隠神社(中社) ちなみに戸隠神社の奥社は、天の岩戸をこじ開けた怪力の持ち主、天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)が祀られていて、戸隠神社には九頭竜社を除く社がすべて、この天の岩戸に関係した神様が祀られています。 ちなみに、戸隠は天の岩戸が落下してきた地なんだそうで。
で、悪さばっかりしていたスサノオは高天原から追放されて、地上に降りるわけだけど、出雲でヤマタノオロチを退治して天叢雲剣(草薙の剣)を手に入れたり(アマテラスに献上)して、いつの間にか英雄になってしまったりするわけですが、それはまた別の話しってことで(ちなみに出雲大社は17世紀までスサノオを祀っていたらしい)
で、アマテラス。 地上はアマテラスの直系が治めるべきという意見から、神様を地上に派遣して統治せよと命令(地上は地上で荒ぶる神様がいっぱいいた) 何度か失敗したのち、建御雷之男神(タケミカヅチ)が成功。 出雲に降りて大国主から条件付きで譲り受ける(奪う)わけだけど、この大国主ってスサノオの縁者じゃ・・・(スサノオの子供と結婚してたはず) この辺はよくわからないけれど、とにかく地上を治めていた出雲の大国主から国(日本)を譲り受け、アマテラスの孫が地上を統治することに。
このときの「条件」というのが大国主の神殿をつくること。 で、作られたのが出雲大社。
最近行ってきたところを、神話つながりにするとこんな感じかなと。
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