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2007/11/12(月)
リオン=マグナス
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エミリオでありリオンでありジューダスだった男。 今回はそんな孤高の美少年剣士を描きました。
きっかけはこの間、テイルズオブディスティニー2のドラマCDを全巻聞いた事です。 とりあえずディスティニ―2の基本。 これ、主役はジューダスでOKでしょっ!!
ドラマCD中で私が一番好きだったのは3巻目のラストで エルレインと対峙したカイル達がエルレインの放った『幸福な夢』に捕らわれるところですね。 そこではカイルやロニやナナリー全員が幸福な夢に捕らわれてしまい 絶望するリアラの前で高らかに笑うエルレイン。 しかし!そこでエルレインと重なるように一人の男の笑い声が――!!
エルレイン「ふはははははははは」
ジューダス「…ははははは。」
ゆっくりと立ち上がるジューダスこと緑川光。
ジューダス「とんだ茶番だな。エルレイン。」
リアラ「! ジューダス、貴方!」
エルレイン「夢を…見ないと言うのか…?」
ジューダス「ああ。僕には望むような夢などありはしない。」
エルレイン「馬鹿なっ!父親に利用され!捨て駒にされ!冷たく濁った水流に呑まれ…っ!」
ジューダス「そうだ。」
エルレイン「死んだ後は裏切り者として永遠に蔑まれ続ける…っ!!」
ジューダス「そうだ。」
エルレイン「…そ、そんな運命を受け入れると言うのか…? ジューダス……いや!リオン=マグナスっ!!」
ジューダス「そうだっ!!」
エルレイン「何故だっ!!」
ジューダス「ここが―――僕の望んだ世界だからだっ!!!」
エルレイン「な…にっ?」
ジューダス「マリアンこそ僕の全てだった。彼女を守れたのなら何を後悔する事がある。」
エルレイン「マリアンは…お前を愛してなどはいなかった!」
ジューダス「それでも僕は満足だった。操られてこの手を血で汚した…。 でも最後の最後に自分の気持ちに正直に生きられたんだからな。」
エルレイン「おのれ…!お前の神に物を諭すかっ!!不幸な運命を哀れんで再び命を与えてやったというのに!! 幸福になるチャンスを与えてやったというのにっ!!」
ジューダス「死さえ、それが信念の末の死であるのなら、人にとっては幸福になり得る。 そんな事も分からないお前に幸福を語る資格は無いっ!!」
エルレイン「控えよっ!!!」
その瞬間、エルレインの呪縛がジューダスを包み、身動き一つ取れなくなってしまう。
リアラ「ジューダスっ!!」
ジューダス「…ぐっ!!」
エルレイン「動けまい…ふふふっ、どんなに吠えようと所詮お前は私が創ったモノ。 犬が飼い主に牙を向くな―――」
ジューダス「――せあああぁっ!!!」
“ずばんっ!!” 気合の一声と共にエルレインの呪縛を断ち切るジューダスっ!!! ここはマジでやばい程にかっこいいですっ!!w (実はこの前にバルバトスの若本さんがエルレインに牙を向こうとして エルレインの呪縛にあっさりやられてしまうシーンがあったのですよ。 その場面の後にこれがあったためにジューダスのかっこ良さは尚倍増しましたよ!!)
エルレイン「馬鹿な…っ?!」
リアラ「――ジューダスっ!」
ジューダス「エルレインっ!僕はお前のモノなんかじゃないっ!! 僕は…僕自身の運命を戦う戦士っ!!」
エルレイン「――リオン=マグナスっ!!!」
ジューダス「ジューダスだっ!!!僕はジューダスっ!!この新たなる名に賭けて――今、お前を倒すっ!!」
このシーン大好きっ!!!w 何回も聞いてます!!w
緑川さんの演技がまた熱いっ!!この後のエルレインの焦りっぷりもいいw
そしてリオンと言えば、演じている緑川光さんも一押しの外伝CD!! テイルズオブデスティニー「プルースト・フォーゴットン・クロニクル」 これはマジで泣けますっ!!!
リオン好きの人には是非!聞いて欲しいですねっ!!w 特に海底洞窟でのリオンとマリアンの最後の別れのセリフはもう…っ(涙)
リオン「マリアン!……もし、もしもだよ…。もしも、僕が死んだら…どうする?」
マリアン「えっ?」
リオン「答えてくれっ!」
マリアン「そうね……多分、ずっと涙が止まらないでしょうね。」
リオン「どれくらいっ?!」
マリアン「どれくらいって……。どうかしら。」
リオン「一週間かい?!一ヶ月かい?!それとも一年かい?!」
マリアン「一生よ。ずっと貴方の事を―――」
リオン「嘘だっ!!!一生なんて泣き続けられものかっ!!! しばらくは泣いてくれるだろうさ!でも!いつかは僕の知らない誰かと出会って… 恋をして…結婚をして…子供を産んで…そして、僕の事は忘れていく、僕は無くなる…!! 世界中のどこにも僕なんかいなかった事になるっ!!消えるんだ…いいかい、消え失せるんだっ!!」
リオン――――っ!!!(泣)
これを聞いた後にデスティニー2のドラマCDを聞くと感動しっ放しです(笑)。
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