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2013/11/15(金)
エスペ豆知識シリーズ3
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という事で第三回目「干渉者の種類」について。
本来、世界システムに干渉をし起こし得ない奇跡を起こし、世界のあらゆる事象を引き出すのが干渉者なのですが その中でごく一部の干渉しか出来ない人物というのも珍しくはありません。 というよりもそうしたごく一部の干渉しか出来ない人物の方が歴史的に見ても多く だからこそ全ての干渉を可能にできる干渉者という存在がいかに万能であり、あらゆる者が追い求める頂点であるか分かるかもしれません。 というわけで今回はそうした劣化干渉者とも呼べる一部の干渉しか出来ない干渉者の種類をここでは説明していこうと思います。
・共鳴者 他者の精神や肉体に共鳴することにより、その人物の精神または肉体を操作する能力を持った干渉者。 この場合、対象と出来るのは肉体を持った存在に限らるため、肉体を持たないシステムの操作や変革は出来ません。 このため本来、世界システムにアクセスして世界を自在にするという干渉者の力とは程遠いかもしれません。 しかし相手が人であるなら、この共鳴者の力は驚異であると言えます。 この共鳴力が強ければ強いほど、肉体を操るだけでなく、その人物の精神そのものを乗っ取たり、記憶の書き換えや感情の方向性を指定することも可能となります。 この共鳴者に該当するキャラクターは、ソーニャ(春の剣聖)・クリストファー(リプレイ眠りの皇帝)・虚偽の王ヴォルテンブルグ(春の剣聖序章)にあたります。 ソーニャはこの共鳴者のレプリカ素体であり、虚偽の王もエデンに存在する禁忌の実を喰らうことにより、後天的にこの能力を精神作用特化の王証として手に入れ、生まれながらにこの力を有していたのはクリストファーくらいになるかもしれませんね。
・変革者 世界システムへの干渉を可能として既存のルールを変革(変更)する力を持つ干渉者。 おそらく、干渉者の種類の中でこの変革者と呼ばれる存在が最も干渉者と呼ぶに近い能力を有しています。 自分自身で何かを生み出したり、破壊したり、そういう能動的な行為は出来ませんが、すでに存在しているシステムや、何かしら起った現象(あるいは相手が起こした現象)を変更(変化)させる事が出来ます。 分かりやすく技などで例えてみますと、相手が放った雷の天術の軌道を相手自身に向かうように変革(反射)したり 大陸で起った嵐の規模を最弱にしてただの雨風程度に抑えたりと、そうした様々な変化応用を可能とします。 剣聖システムにおける破壊の対象を世界の驚異から世界自身に変更したのもこの変革者の力だったりします(ヴァイスも自身の干渉者の力の中からこの変革者の力で剣聖システムの変革を行いました) ただし無論、万能ではなく、すでにあるシステムや起こっている現象にしか変革(変更)を起こせないという弱点もあります。 なので、戦闘などに関しては相手が起こす現象に依存してしまうので何の能力もなく斬りつけられたりすると何の見せ場もありません。 ある意味で上の共鳴者とは正反対なシステム(現象)にしか干渉できないタイプのものですね。 説明からも分かるとおり、この変革者の能力だけで干渉者に近い能力を得られるため、現在のところ、この変革者であった人物は歴史上、正確には確認できていません。 ただマクスウェル初期の被検体にこのレプリカを再現出来たという話はありますが、その確認を行う前に被検体が自滅した為に真相は謎に包まれております。
・破壊者 破壊という干渉のみしか行えない極めて稀な一点特化の干渉者。 しかし、その破壊という点においてのみなら、上記二つの共鳴者、変革者のように生身、システム(現象)を問わず破壊することが可能なため、その破壊による干渉の規模は極めて大きいと言えます。 このように一点行為にのみ特化した変異種とも呼べる干渉者も歴史上わずかに存在し、その干渉能力は純粋な干渉者よりも上である事も多いです。 この破壊者に該当するキャラクターは破壊者フォルクスになります。
干渉者の種類についてはこのような感じで純粋な干渉者の場合は上記の共鳴者・変革者の能力に加え新たに自分で何かを生み出す事が出来る創造者の力も有していることが条件になるでしょうか。 なので実際のところ、これら干渉者の条件を満たした人物というのは神王クレイムディアを除き、今のところヴァイスしか存在せず、ゆえに彼こそが真に干渉者と呼べる存在ですね。
今回拍手レスが少し長くなってしまったので、下の日記(14日)にて分けておきましたw
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