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2013/12/15(日)
エスペ豆知識シリーズ5
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豆知識第五回目です。 ぶっちゃけ、第五回目の時点ですでにネタ切れ感が出ていて、この先ネタがなくなったら無印エスペだけじゃなく、エスペセイバーの設定(豆知識)に関して語ろうかなーとか、例によって例による先走った考えがよぎったり…。
という事で今日は剣術の四つの極地「四諦剣」について。 (どうでもいいですけど、これ作中の読み方「していけん」よりも「したいけん」の方が正しい読み方でしたね)
四諦剣はそれぞれ「心眼剣」「幻影四宝剣」「涅槃寂静剣」「識剣」の四つが存在します。 この内、「識剣」は別格として「心眼剣」「幻影四宝剣」「涅槃寂静剣」の三つはその性質上、じゃんけんの要素(三すくみ)に置き換える事が出来ます。 まず「心眼剣」は五感の内の一つ視覚を自ら閉ざすことにより実際に目で見える世界の先を見る事が可能となり、幻影や幻と言った現象に惑わされなくなり、よって幻影の殺意により相手の脳にあるはずのない痛みを錯覚させる極地「幻影四宝剣」が効きにくくなります。 一方で避けることも不可能、防御も一切無意味、放たれた時点で勝敗が決する一撃必殺の極地「涅槃寂静剣」に対抗出来る手段が相手がそれを放つ前にあらぬ方向に剣を降らせる事にあります。 防御も回避も無理なら最初からその一撃を外させる事が涅槃寂静剣の攻略法であり、それを可能とするのが「幻影四宝剣」による幻影の殺意やまやかし、それによって対象となる目標の位置をずらさせる事により防御、回避を行うことなくやり過ごす事が出来ます。 そして、その「涅槃寂静剣」の前には視覚を閉ざすことでそれ以上の世界や未来予知を可能とする極地「心眼剣」でも太刀打ちすることはできず たとえ視覚を閉ざし、未来予知によって来ると分かっていても心眼剣の極地では涅槃寂静剣を避けることはかなわず、地に打ち伏せられる事となります。
四諦剣は剣を扱う者がたどり着ける最高の高みとされておりますが、正確にはこれら四つの極地は悟りと呼ばれる高みの次元に至る為の道に過ぎません。 これら四つの極地を会得するには単純な技術よりも精神面における成長が大きく、たとえ四諦剣の領域に足を踏み入れたとしてもそれを十分に活用出来る技術が備わっているかどうかは別になります。 剣祖と呼ばれたガイン=デュラールは誰に教わるまでもなく、それを理解しており、まず自分自身の技量を最高位にまで高め、その後、一人山深くにて瞑想などによる精神の開花を経て心眼剣を会得し、その力を十二分に発揮可能としました。 ティオンなどはこれの逆にあたり、先に精神面だけが四諦剣の極地に至り、彼自身はまだそれを十二分に発揮出来るだけの技術と体力が身についておらず、その後、様々な旅や戦いを経て物語の最後に放ったあの一撃が本当の涅槃寂静剣の極地であったと言えます。
拍手レス >拍手の反応が悪い 申し訳ないです……。
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