脳内だだもれ。
分け入っても分け入っても緑と黄色。
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2008/01/30(水) フグの話。
シティ以降、御友人のみなさまから、24日に書いた日記について、
「…おまえの例えの意味がさっぱり分からないよ、特にフグ」(意訳)と御意見を多々頂き、うんうんうなって考えてみました。

要するに「それはおまえの仕事じゃないだろ」と言いたかっただけなんですよ。サンちゃんの仕事は、例え血まみれになったとしても、よしんば仲間を失ったとしても、生き延びた仲間にゴハンを作って、前に進ませ、現実に引きずり戻すことだと思っているから。

これ、多分、一番の貧乏くじな仕事だと思う。下手すれば人でなしって言われるような仕事だと思う。でも、それがサンちゃんの仕事なんだと思う。

誰か仲間が失われたとして、ものすごく悲しんで立ち直れないと思っても、生きている仲間に身体がある以上、絶対にお腹は空くんだよね。そのときに、その仲間にゴハンをあげて、自分が生きているんだと自覚させること、仲間のいない世界で、それでも自らの夢のために、仲間のために前に進まないといけないと自覚させることがサンちゃんの仕事だと思っているから。

大切な人が亡くなったときって、まず何も食べられなくなりますよね。この食欲魔神の私でさえ、まあ一応はそうなんですよ。それから時間が経って、初めて何かを口に入れたとき、それがどういうシチュエーションで、誰と何を食べたかということを私はものすごく詳細に記憶しています。それどころじゃない時ばかりだったのに、どうしてかひどく記憶に残ってる。

サンちゃんの究極の仕事って、こういう時の最初の食事を仲間にさせることなんだと思う。みんな物凄く怒ると思うよ。それどころじゃない、放っておいて、って物凄く怒る。失われた人のことが好きであれば、好きである程怒る。こんな時にそんなことを言えるなんて、人でなしじゃないの、とさえ言われるかもしれない。理不尽な怒りをぶつけられると思う。

でも、それでも、きっといつかは仲間はサンちゃんのゴハンを絶対に食べる。生きてるんだから、当たり前だ。

この仕事の代わりなんか、サンちゃん以外の誰ができるんだろうか、と思う。誰が引き受けてくれるんだろうか、と思う。もちろん今回はゾロが生きていたんだから、全ては仮定の話でしかないけれども。

だから、ゾロはサンちゃんを生かしておかなければならなかったんだと勝手に思っています。現実に引きずり戻すために、自分たちは生きているんだと自覚させるために、人はゴハンを食べなきゃいけないから。ものを食べるってことは五感全てを使わざるをえないことだから。生きているってことを一番クリアな形で自覚させられる作業だと思うんです。

…真面目に書いたら、今度は何だかアレな感じになってしまったよ。訳が分からないから、書き直すか、削除すればと言われたのですが、それくらいならば、きちんと書こうかなあと思って。んー。うまくいえないんだけど。

あー、今日も血の色きみどり。


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