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2011/06/06(月)
627話。
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バラティエの皆々様のサンジへの、…愛が重い。
あれですよね、田舎で暮らしてた子が上京して、都会で一旗あげるぜヒャッハーってフィーバーしてたら、田舎では祖父が裏山を買って、あまつさえそこに孫の意向も聞かずに二世帯住宅な御殿を建築されておりました的な。
…ゼフおじいちゃん、三世帯は無理です。相手、男なので。
しかし薄い本だの妄想だので、ゼフおじいちゃんたちからの愛されサンジを山のように量産しつづけている私ですが、公式は私のそんな妄想を軽く越えていくよね。ゾロサンっぷりもそうだけど、ホントサンジ、愛されてんな。
10年後にオールブルー近辺で天使がレストランを開いて、たまーに方向音痴な大剣豪が帰ってくるという半パラ大好きで、たくさん読ませていただきましたし、読むだけでは足りなくて書いたこともありますが、これはバラティエに帰った10年後二代目サンジを書けという神からの思し召しなのかすら。
本文は引き続き現実世界のあれこれを思い返して辛いです。空島の時のヴァースにも思いましたが、聖地だとか故郷だとか誰かへの愛情だとか優しさだとか思いやりだとかを、人はどうやって共有していけばいいんでしょうか。共有することはできないんでしょうか。どこかで間違えたんだろうけども、誰か一人だけが間違えた訳じゃなかったはずなのに。
頭がいいやつは邪魔だけど見分け方が分からないからメガネ掛けてる人間は全員死刑だとか、自爆テロも一度では意味がないから、一度小さな爆弾を仕掛けて爆発させて、人々が被害にあった人たちを助けるために集まってきたところでもっと大きな爆弾を仕掛けるようになっちゃったから、自爆テロが起きても誰も助けに来なくなっちゃっただとか、…マンガみたいだけど今のこの世界で現実にあることだし。絶望する。ルフィに助けて欲しいって思う。どうしてそういう場所にルフィがいてくれないんだろうって思う。みんなにルフィがいればいいのに。
そんな風に思う傍らでサンジが天使すぎて、ワンピってホントにすごいお話で、罪なお話だなと思う訳です。何かに心の底から謝りたい。ほんのちょっと真面目になってすぐにしらほしがナミちゃんにやってたみたいにチェリーサンジを手乗りにしたいだとか、サンジがかっこいいと思う決め顔は釣り目っぽい顔なんだね、要するにゾロだよね、だとか、しゅっとしててすっとしててサンジはホントに天使だよねとか、ナミちゃんのためにこうやって怒ってあげる損な役回りをいつも引き受けててサンジはホント天使だよねとか、…こんなことばかり考えててホント申し訳ない。ごめんなさい。
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