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2005/11/15(火)
Viva la Raza!
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私はプロレスが大好きです。その中でもアメリカのプロレスが大好きで月曜と火曜はそれを見るのをとても楽しみにしているのですが、今日、自分の大好きな選手が急死したことを知りました。よっしゃー見るぜ!と思ったら番組の冒頭で彼が亡くなったと字幕で流された。
アメリカよりも3週間遅れで放送される番組の中で彼は久しぶりに正統派のベビーとして入場し、緑色のローライダに乗って、子供みたいな顔をして笑っていました。小さな体を精一杯に伸ばしてトップロープから滞空時間の長いふわっと浮くような独特の飛び技を決め、本当に楽しそうにプロレスをしていました。こんなに元気でこんなに輝いている人がもうこの世にはいないんだと思って泣くことしかできなかった。
アメリカのプロレスは本当に分かりやすい勧善懲悪が好まれるので、彼はこの間までヒールをやらさせられ、真っ暗な顔をしていて、あんな笑い皺でいっぱいのくしゃくしゃな彼のピカピカの笑顔を見れたのは本当に久しぶりだったのに。でももう彼はいないんだ。テレビではあんなに元気いっぱいに飛び回っているのに。いいのかなあ、こんなに幸せで俺、いいのかなあって言ってるみたいに笑ってるのに。
本当に悲しい。まだ38歳だったのに。薬物中毒や交通事故、もちろんたくさんの怪我、リハビリ全部に負けず、WWEのチャンピオンにもなって、まだまだこれからだったのに。身体はボロボロだったのにそれを感じさせず、世界中を飛び回り、みんなに優しい、そしてちょっと小ずるい素敵な人だった。本当に大好きだった。エディ、本当にどうもありがとう。ラティーノヒート!
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