|
2006/10/07(土)
メリー、長い間本当にありがとう。
|
|
|
メリー!!きっと今日、全国でワンピ好きなみんなが流した涙を集めれば、メリーの火くらい簡単に消すことができるんだろうな、と思いました。それくらい泣いた。
メリーが仲間みんなの前でああやって沈んでいけて、本当に良かったと思いました。一人で逝かずに済んで本当に良かった。仲間がみんな元気な顔を見せてくれてる前で(一人仮面被ってたけど。)、沈むことができて本当に良かった。
メリーはみんなに対して何の見返りも求めず、自分ができること、みんなを船に載せて前に進めること、迎えにいき、みんなの家になり、安心させることを全部をしてくれた。ロビンちゃんが帰る場所をきちんと形として彼女の心の中に最後に残し、それから沈んでくれた。何一つとして、みんなには求めずに。
自分がしなければならないことを最後までやり遂げたという満足感があったから、あんなにもメリーの顔は最後まで誇らしげだったんだろうなあと思いました。仲間割れしたままのみんなの前でじゃ、メリーだって死んでも死にきれなかっただろうし。だから、安心して逝けたんじゃないかな、と思った。
仲間ひとりひとりがメリーに対して負い目を持たないように、必死で迎えにきて、そしてアイスさんの船を見た途端に崩れ落ちたとき、メリーはもう、ほっとしたんだろうなあ。
ずっとメリーは苦しくて、痛かったと思う。水がじくじくと滲みることももうないし、マストをへし折られることもないし、氷山にぶつけられることももうない。メリーはみんなのためになら、何でもしてくれた。だからみんなもメリーのためになら、何でもしてやった。進むのに、疲れたメリーを楽にしてやれた。みんなで見送ってやれた。
ゆっくり休んでください。メリー、今まで本当にどうもありがとう。
|
|
|