|
2006/12/18(月)
お帰り、ウソップ。
|
|
|
ゾロ、今週は一生懸命に険しい顔を作ってたんだろうなあと思った。確かに言ってることは正論なんだけど、正論であればそれでかまわないのかと言うと、それはウソだと思うし。それこそ海軍の正義と変わらなくなっちゃう。
誰かが言わなきゃいけないことだから、立場上、その役目を背負うのはどうしてもゾロになりがちなんだろうけど、まだきっとそれはゾロには荷が重いんだろうなあ、と思った。気持ちに言葉が追いついてない感じがする。
あの人、ポエマーだけど、言葉の選び方とか不自由だし。「おれは」以外から文を続けていくのができないんだと思う。てか、きっと何かの紙にあの文章、下書きしたはずだ。辞書くくりながら、愛用のチビた鉛筆で。つうか、どう考えてもあのゾロの文は棒読みです。
ルフィの原動力は仲間への思いだから、これでウソップがいなくなっちゃったら戦闘力半減だったし。よかったよー、本当。あの嫌な汗をずっとかき続けて、ずっと変に表情を固めちゃってるルフィが可哀想でしょうがなかった。ルフィ、泣きすぎて、自分の涙のしょっぱさで力が入らなくなっちゃってるよ。
これでウソップが帰ってこなかったら、ロビンちゃんだって辛いだろうし、W7に嫌な思い出が残っちゃうし。麦わらのみんなが嫌な気持ちのまんまで出港した土地ってこれまでにないと思うので、本当に良かったです。
きっとウソップが帰ってきて、一番ほっとしているのは、ああいうことを言わざるを得なかったゾロだろうなあと思った。それとそのゾロの後ろで大喜びで飛び跳ねている人と。サンちゃん可愛い。ウソップの海辺での予行演習を見てしまった身としては、さぞかし辛かったことであろう。サンちゃんも良かったね。
「第一声が深い謝罪であればよし。」ってゾロは言うけれど、ウソップの強がりや嘘でしかない第一声を何度聞いても、ゾロもルフィも絶対に耳に入れようとしないし。
ただ一言。ゾロ「バカはおめェだ!!」ってその言葉はそっくりおまえにも返しておく。でもともかく全ては結果オーライ。
それとサンちゃんの顔が全体的にしっとりとして大人っぽいのは、ゾロとしけこんでいた名残なのか。
のだめ。白石美帆と豊原功補を同じ画面で見ると何だか安心する。
|
|
|