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2006/02/11(土)
パソさま。
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先日、父のwin95がご臨終を迎え「修理する!!」と言って聞かないのを必死で押さえつけ、XPさまがいらっしゃったわけです。わかっていたことですが、父の頭が固い。
一太郎を使っていたらしくワードしかない状態にイライラ。(今日一太郎の新しいバージョンが発売でちょうど端境期にあたり、一太郎が売り場になかったのですな。)一本指で高橋名人みたいにバチバチと叩きまくる。なんか勢い的に「しっぺ」みたいなのですよ。しっぺさ、痛いよね。腕真っ赤になるし。なんの恨みがあるんだ、パソ様に。わたしゃパソ様が気の毒で気の毒で。
とどめが今までパソコンを終了させるときは直接、電源のボタンをぶちっと押して消したことしかなかったらしいですよ。本当に10年間もあの父につきあったwin様が気の毒でなりません。
「どうしていけないんだ!!」とうるさいので、廻る洗濯機に直接手をつっこんで洗濯物を取り出すようなモンだよ、と言ってみたんだけど、果たしてそれは適切な例えであったのだろうか。
「なんだよー。すげぇ時間がかかんなぁ。イライラしてストレスたまる!!」とのことですが、10年間あなたにつきあった95様はきっとストレスのすえの過労死だったのだと推測します。さっき何となしに仏壇にお線香を供えてしまいました。しくしく。安らかにお眠りください。本当にお疲れ様でした。
買い換えるときも「いいなー、うらやましいなー。」と私がずっと言っていたら、「じゃあ、おまえのパソコンをおれに寄越せよ、おまえこれ使え。」と父に言われたのですが、こんなホモまみれで辞書機能には「勃つ」だの「痼り」だのしか入ってないモン渡せるわけがないのです。
そんな父は先日、生まれて初めて「おろしがね」の存在を知り、「世の中には便利なモンがあるんだなあ」とほざきました。長嶋監督が大学に入ったときに辞書を見て、おっしゃられたセリフ(これ都市伝説なのでしょうか、本当なのでしょうか。)と奇しくも同じで私はたいそう切なくなりました。大根おろしってどうやって作ってると思ってたんだろう。…ミキサー?
世の中のお父様方はみんなこんな感じなのでしょうか。なんかね、本当に先代のパソコンにわたしゃ申し訳なくてね。10年間も気づいてやれなくてごめんね。とほほ。
やっぱパソコンもきちんと使ってやれば、クラバウちゃんが生まれてくるんだと思うのですよ。私のパソのクラバウターマンが眉巻いてたら、私は本当に思い残すことはありません。
ついでに私もATOK様にお世話になることにしました。やっと慣れてきた。すごいなー。今、ちょっと感動しています。
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