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2006/08/18(金)
大阪観光。
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そんなわけで大阪に着きました。るりるららー。
ソフトドッグはアメリカ村にあるらしいのですが、着いた時間が早すぎてまだ開いていませんでした。サウナの中のような辺りをうろうろと散歩。
それでも車のナンバーで32とか11とかを見つけてはキャーピーと騒いでいたのですが、やがて私たちは大変なことに気づきました。
アメリカ村で売られているファッションはゾロだのサンちゃんだのを彷彿とさせてやまないのです。
「そうか、サンジはここで買い物をしていたのか。」 「ゾロのもここで見繕っていたのか。」 「どうしてシンプルに生きることができないんだろうね、彼のファッションセンスは。」
紫と黄色の着物柄だの、虎柄だの、牡丹に昇り龍だのに、しげしげと見入っていた私に、店員さんは 「大阪に来たからには、あえてそれにチャレンジするのも…」 と勧めてくださいました。えーと、まあ、確かに多分着こなせるとは思うのですが、それもどうだろう。(今現在、家で私は黄色地に紫色の花と羽とが舞うアズノウアズのタンクトップを着ています。はっちゃけていた頃にラフォーレで買った遠い記憶…。)ゾロの物議を醸し出した例のTシャツの元である「I LOVE NY」はもちろんのこと、もっとすごいものを見つけました。
http://item.rakuten.co.jp/crewz-mart/062705/
「しゅ、しゅりょうみんぞくて。ハンターだ。狩人だ!!」 「おお!これを得意げに着るんだよ、あいつ。」 「しかも緑色だー!!」
http://item.rakuten.co.jp/crewz-mart/062704/
「か、かかか、狩る側Tシャツ!!」 「…うんとね。これ着るね。あいつ。」 「着るね。絶対に着るね。これでレディのハートをハントとかほざきだすね。」 「でゅふふふって笑うね。てか、私が今、そうやって笑ってるね。」 「…これさー、絶対に狩られる側もあると思うのね。私。」 「探すぞー!!」 アメリカ村探検がこんなにも楽しいとは。あっという間に熱さも湿気も感じなくなりました。安い。自分が安すぎる。
http://item.rakuten.co.jp/crewz-mart/062703/
そしてアメリカ村中を歩き回って、ついに発見。 「狩られたーー!!」 「あれだよ、夜、寝る前はさ、こっちの狩る側をヤツは着てるわけ。」 「そうだね。着てるね。」 「でもさ、朝になったらゾロが勝手にこっちを着ててさ。」 「しょうがないね。夜のうちに狩られちゃったからね。」 「狩られればいいよ、あいつなんか。」 「中から外から、狩られちまえばいいよね。しょうがないよ、宇宙の真理だからね。黒だの緑だの濃い色だとなんか染みがついてると思うよ。」
まあ、そんな感じでお買い物をし、ようやくアイスドッグに到着。
「おいしー!!」 「…ええと、一口で許してください。…あのー、ミネラルウォーター一本。」 もにゅっと一口。ソフトクリームが冷たかったので甘さは余り感じずにすみました。ちょっと安心。後はもぎゅもぎゅと食べる友人を見ながら、ずっと水を飲んでました。ムリだから。
その後はブラド美術館展に行って天使がサンジなのか、サンジが天使なのか、と世にも深遠な悩みを抱えつつ、いったんホテルへ。
「…なんかさ、私、この彫刻群にものすごい見覚えがあるんだけど。」 「そうだね。去年6月に来たことがあるね。」 「あったね。前日にも下見に来て、駅から何分で会場に着くかってストップウォッチで計って、それにあわせて並んだよね。」 「…並んだね。」 「本が買えないかもって思ったら、私、お腹が痛くなって朝ご飯が食べれなくなったよね。」 「カモがゴハンを食べれなくなるところって初めて見たよ。ビックリしたよ。」
ええ、去年の大阪オンリーの会場の最寄り駅にホテルはありました。懐かしかった。
晩ご飯はホテルのそばのイタリアン。カウンターだったので、料理を作る方々にほれぼれとしつつ、イカのフリットだの、カボチャのオーブン焼きだのをたいらげ、私にいたっては牛の胃袋とリガトーニのパスタをたいらげ、(いや、なんかコラーゲン取っておこうかなって。)大満足。コックさんたちを凝視しすぎました。すみません。
その後、私はおやつが欲しいなあと思ってタコヤキを1パック。ホテルでマツイカズヨさんの波瀾万丈の人生に涙しつつ、腹減ったなあ…とタコヤキをつまみだす。ポン酢マヨで大変おいしい。パクパク食べてたら、いつのまにか一つもなくなって、ものすごく納得がいかなかった。箸でつまもうとするのに、もうないんだもん。おかしい。どこに消えたんだ。12個入りにしておけばよかった。
私の横で友人はプリンか何かをちまちまと食べながら、私に胸ヤケをしたような冷たい目を向けてきました。明日へと続く。
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