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2006/08/23(水)
冥王星の最後の日。
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惑星の数が増えるかもしれないと聞いて、ドキドキしてたのに、今日になったらいきなり冥王星がなくなっちゃうことになってました。地味にショックです。
「すいきんちかもくどってんかい」じゃ語呂が悪いんだよ。〆の「めい」がないと寂しいんだよ。セーラームーンのせつなさんがかわいそうじゃないか。私が子供の頃は「どってんめいかい」だったんだよね…。
まだ発見されてから、太陽のまわりを一周もしてないのに。火星に宇宙人がいると信じていた人たちが何十年もかけて、やっと見つけた惑星なのにさー。言い出しっぺの人が亡くなって10年以上かけてやっと見つかった星なのですよ。ぶー。夢のために残してくれてもいいじゃない。
要するにオールブルーを見つけようとしているサンちゃんのことを思って、勝手に切なくなっているのです。見えないものを信じて探し続けるのって、とても辛いよ。きっと冥王星を探す間に、何度も何度も「バカじゃねぇの」とか「そんな星ないに決まってる」とか言われたに違いない。それでも毎晩ずっと望遠鏡を覗いてたに違いない。それでもあるってずっと信じてたに違いない。ああ、サンジ…。オールブルーはきっとあるよ。おだっちも忘れてないよ。…ええと。(論点がすり替わっている。)
一番気になっているのは、今年の1月に打ち上げられたばかりの冥王星の初の惑星探査機の運命。冥王星を発見された方の遺灰の一部も載せてるらしいのですが、今、火星と木星の間あたりを飛んでるのかな?
http://pluto.jhuapl.edu/mission/whereis_nh.php
なんだかなー。国際天文学連合の権威に関わる、とか言ってたけど、そんなので夢を奪われた方がよっぽど切ない。そもそもそんな機構初めて聞いたっつうの。冥王星がそこにあることに変わりはもちろんないんだけど。なんだかとても切ない。
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