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2007/01/13(土)
神戸観光。
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朝イチの新幹線でいつもの面子で関西入り。いつもどおり旅は全てを人任せなので、「何すんの?」と聞いたところ「靴を買う。」とのお答えだったので、まずはみんなでお買い物。
友人が素敵な革靴を吟味するのを尻目に、私は何故かツモリのスパンコールのラメが全面に散りばめられている御高い靴にハートをロックオンされてしまい、何度も試着しているうちに床はキラキラとしたラメまみれに…。嗚呼。
仕事にも履いていけないし、インパクトが強すぎて同じ場には二度と履いていけないしで、コストパフォーマンスを考えて断念しましたが、欲しかった。友人との 「…それさ、中華街に売ってるよね。」 「…ああ、ビーズでできた動物の財布とか売ってるところにあるやつね。たぶん500円だね。」 「…そっちでいいじゃん。」 といった会話でどうにか理性を保ちました。しかし可愛かったな。
友人たちは揃って同じ靴に目をつけ、最初は 「さすがにこの年でお揃いというのもちょっと…。」 と渋っていたのですが、結局ゴハンを食べた後、 「私も買う。」ともう一人も言い出して、無事に素敵なお揃い靴をゲットしていました。おめでとう。
私も巻き込まれかけましたが、サイズがなかったというか、基本的に重たい靴で足を鍛えたい派なので、丁重に辞退させていただきました。高校の頃は左右の足首に1kgずつの重りを巻いて暮らしていました。愛読書はドラゴンボールです。
「私、春コミで履いてくから。」 「えー、じゃあ、私、スパコミにする。」 と素敵な会話を繰り広げていましたが、いいからずっとお揃いでイベントに来たらどうだろうか。私は止めない。つうかお出かけの場としての事例でまず出てくるのが、こっちのイベントばかりというのが物哀しさに拍車をかける次第です。
その後は海辺で関西の友人と合流。私がぶんぶんと手を振る後ろに、いつのまにか友人たちが忍びより、ゾロの阿修羅の六刀流を再現して、不思議な踊りをご披露しつつ、お出迎え。私が一番でかいので、後ろに隠れられるのです。そろそろ私たちも大人の階段を昇ったらどうかと思うんだけど。どうなの、そこんとこ。
お昼はイタリアンとフレンチの創作料理のコースをゴチになりました。前菜でみんながホタテとか爽やかな海風の香りが漂うものを頼む中、一人で鹿肉の冷菜をオーダー。肉。獣肉。関西の友人が私の顔をまじまじと見つめながら、 「…獣、って感じですよね。」 と言ったのが忘れられない。獣の後にタメが作られていた。その「感じ」というのは、私が獣ということなのか。聞き返すまでもなくそうなのか。
エビのカネロニグラタンでミニトマトが載っていたのですが、めちゃくちゃおいしかったんだけど、小龍包とかタコヤキを食べたときみたいに、トマトがぷちっとつぶれた瞬間に口の中にトマト汁が飛び散って、素知らぬ顔をしつつも実は悶絶していました。ミニトマトの厚めの皮の中で、濃厚なトマト汁が確実に沸騰しつつ、くるくると対流を起していた。辛かった。
メインの鴨は下にあった蕪がまた甘辛く煮てあって、幸せを噛み締めつつ、パクパク食べる。友人からパンを奪い取ってまで、ソースをすくい取りパクパク食べる。大変おいしゅうございました。
その後は観音屋というチーズケーキのお店にいきました。不思議なチーズケーキだった。みたらしだんごみたいだった。でなきゃドンドン焼きのお団子に砂糖醤油つけて食べるみたいな。(さっき食べた。関係ないけど、あれ食紅とか食緑のお団子はまだしも、食青で作った真っ青な団子を見るとちょっとビックリする。)ホットケーキの上に普通のチーズが薄くかぶせて焼かれてるみたいな感じ。普通にチーズトーストが食べたくなりました。
夜はベッドの中で萌え話をするはずだったのですが、気づけば私は会話をしている最中に、すとんと眠りに落ちていました。むしろ横になってからの記憶が全くない。
どうやらまた3分かからず、友人をおいてけぼりにして寝たらしい。深夜に大爆笑されていたらしい。私が離脱した後の萌え話の内容が気になって、夜も眠れない。どうしたことだ、一体。
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