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2007/06/11(月)
ラブーン。
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まさかクジラが出てくるとは思わなかったよ。朝(というか深夜)から号泣。アフロはやっぱり漢の魂なんだな。もう12巻を読み返すは、アフロつながりで33巻を読み返すは大忙しだった。
アフロをつけたルフィが「おれの仲間は死んでもやらん!!」と言ってたのと同じように、ブルックさんのアフロもラブーンの元へ「必ず帰る」と言う気持ちの原動力になってるんだろうなあ。ウソップが勇敢な海の男になる頃には、きっと彼のアフロも素晴らしい完成型になっているはず。願いや気持ちだけではどうにもならない力をアップさせてくれる漢のアイテム、それがアフロ。
たった一人で待ってたクジラと待たせてたブルックさんとどっちが辛いかなんて、比べようもないんだけど、なんかもうすごく泣ける。ブルックさんのステッキによるヴァイオリン演奏にあわせて、水族館のイルカみたいにジャンプしたり、輪くぐりしたりしてたのかなあ。音程の外れた歌も歌ってたのかなあ。
サンちゃんの「そんなわかりきった事より!!」というところがとてもかわいい。すんごい燃えてるよ、あの人。そして12巻を読み返してみると、あんた、何をそんなにイブシ銀でいようとして無理してかっこつけてんの…、と遠い目になります。あの頃の君は…、たぶん、まだゾロと犯ってないんだろうなあ。だからだ、きっと。
ルフィの「「ん〜似た感じだったぞ」にも参りました。ゾロ。ゲタ履いてなかったら、ゾロとジゴローさんはルフィの中で同一人物で決定だったわけね。うん、確かにサンちゃんをあの手配書で見つけるよりは、ジゴローさんを見てゾロだと認識する方が簡単だと思う。
サニー号はものすごくでっかくなったけど、それに負けないくらいに乗っけていかなきゃいけないみんなの夢もどんどん増えていく一方だなあと思った。早くこの島からブルックさんを連れ出して、魚人島に向かうんだ。
12巻はルフィのじーちゃんも父ちゃんもビビもブルックさんも初登場なんて、今から思うとものすごい巻だったんだなあ。ほげー。
全体的にみんなあの頃と比べると丸くなった。性格が。ゾロも今なら多分、嵐になればさすがに起きるんだと思う。まだゾロはサンちゃんと犯ってなかったんだから、しょうがない。
あの頃よりも距離的には夢には近づいてるんだろうけど、夢のすごさとか、信じ続けることの辛さは今のが、みんな身に染みて知ってるんだと思う。自分の夢に対しても、仲間の夢に対しても。
まあとりあえず、ルフィは「ゾロとサンジがあちこち壊してゴメン!!」と火葬のシーンでメリーに謝るよりも先に、「おれ、双子岬でマスト思いっきりへし折って、しかもクジラの頭に生け花にしちゃってゴメン!!!」と謝るべきでしたね。私も謝ります。メリー、マストを思いっきり3つにサバ折り(@飛び出す絵本)にしちゃってごめんなさい。
ラブーンに早く会わせてあげたい。ラブーンも夢をもう一度信じなおすことはとても辛いだろうから、早く帰ってあげてほしい。動物は人間よりも単純で純粋な分、信じ込むとハチ公になってしまう。あ、会えたとき、それは最終回…。
こういう過去の諸々が回収されると、最終回にまたちょこっと近づくのだと思って、それはそれでへこみます。ほげー。
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