脳内だだもれ。
分け入っても分け入っても緑と黄色。
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2007/07/13(金) 雌雄同体。
メダカのブリーダー化している知り合いが「増え過ぎちゃったからあげるよ。」とのことで、ありがたく頂いてくる。オレンジ、シルバー、ゴールド、ダルマ(…腹が膨らんでいるらしい。マニアとは怖ろしいものだ。とゾロサンオタクな私が言ってみる。)と色んな種類がいるらしいのだが「青いのもいるの?」と聞いたところ「いる。」とのお答え。

当然ブルーメダカを貰ってくる。そんなに青くはなかったけど。青ってだけで幸せなので、そんなの別に構わない。

川に放すと地場のメダカと遺伝子が混ざっちゃうから、最後まで責任を持って飼ってねと言われ、はいはい、と適当にうなずきつつ、諸注意を聞く。

ちっさい袋で持ち帰り、水槽に移し替えようとして、はたと気づく。汲み置きの水なんかないよ。ミネラルウォーターでも入れようかと思うが、硬水なんか使ったらもっとやばいんじゃないかなあと思った視線の先にあるのは、カエルの合唱が轟き渡る隣の田んぼ。

めんどくさいので、あちこち蚊に刺されつつも、深夜に田んぼから水を汲んでくる。ミジンコとか藻もいるだろうが、餌をやらなくて済むので一石二鳥。なんか小さいタニシ一匹もいたけど、別にいいかと思い、それ以降も水を換えるといえば、田んぼのを使い、1週間経過。

ある日の朝。なんか知らない生き物がいっぱい水の中にいるような気がする。水の中身は確認してるのに、おかしいなあと思いつつも、放置。だがしかしその生き物は日を追うごとにわしゃわしゃと増えていく。

最初は小さなタニシだと思っていた。クルクル巻いた貝殻がくっついているし。だから間の悪いことに、最初の小さなタニシ一匹が体内に卵を持ってたのかとも思った。けれどもあの卵は蛍光ピンクみたいな色してるから違うよなあと逡巡。(…タニシの卵でググって見ると、世にも怖ろしい映像がたくさん出てくると思いますよ…。稲の根元にべっとりと産みつけられた毒々しいドピンクの無数の卵。)なんかでも巻いた貝殻が平べったい。むしろカタツムリ。…カタツムリ!?

カタツムリって言ったらあれじゃない。雌雄同体という恐怖の生き物じゃない。雌雄同体ってだけでもすごいなあと思うのだが、私がコイツにだけは絶対勝てねぇと思うのは、自家受精をするところ。

昔、田舎で3cmくらいのバカでっかいカタツムリを見つけて、激怒する親を尻目にオーズのごとくぎゃーぎゃー地団駄踏んで、泣き叫び、一匹だけ無理を言って連れ帰ったことがあります。それまでせいぜい爪の先くらいの大きさのしか見たことなかったから、珍しくてしょうがなかったのです。親も一匹だけならば増えないし、と思ったんでしょうね。

あるすがすがしい朝のこと、一匹だけだったはずのカタツムリは20匹に増えていました。うわあ大変。

要するに一匹のツムリンの体内で精子と卵子両方を作って、中でくっつけて卵を産んでしまうのだ。クローンじゃないのだ。怖ろしい。

あ、そういえば先頃、単性生殖が確認されたイギリスの動物園にいたコモドドラゴンのフローラちゃん。彼女も自家受精だった模様。しかもマリア様と一緒で処女懐胎だった模様。彼女はコモドドラゴンの男子に触れたことがないまっさらな人だったらしい。生き物ってのはすごいなあ。ローラも早くアブをナミちゃんから取り返してくればいいのに。

さてメダカの水槽。見れば見るほど5mm大の水生のカタツムリにしか見えないそのお姿に、適当にヒットしそうな言葉を入れて、画像をググると正式名称が分かりました。

「ヒラマキミズマイマイ」…マイマイ。カタツムリの仲間だね。雌雄同体だね。やっぱり君も自家受精して、一匹で子孫を増やしたのか…。そうか。…怖ろしい子!!

増えすぎたら田んぼに戻そうかとは思っていますが、ツムリン好きの血が久しぶりに騒いでしょうがないので、メダカそっちのけで愛でています。

肺も持ってて、殻に酸素を溜めて、浮き輪にしてぷかぷか浮いてるのが可愛らしい。だって渦巻いてるんだよ。クルクルが水に浮いてるんだよ。ちっこいせいで、眉の巻き数もちょうどサンちゃんと一緒なんだよ。そりゃ可愛いさ。クリオネが流氷の天使ならば、こっちは田んぼの天使だよ。水草も何種類か集めて、またマニア一直線な予感。

電々虫たちもあれかな。雌雄同体はまだいいとして、自家受精で一匹で子孫増やしちゃっていくのかな。電々虫工場ではソフトバンクの20色携帯を作るべく、常にかけあわせが行われているのかな。希望の色が出来たら、後は自家受精かな。自家受精で出来た電々虫の方がやっぱり壊れやすかったりするのかな。

あなおそろしや。

別のマニアの話。

日本の仏像「奈良の大仏編」を受け取ってくる。気になるのはやはり今回の目玉である実物大特集。

実物大だったもの。右手中指の爪。頭のボツボツである螺髪1つ。眉間にあるホクロみたいな白毫。

これが全部A4の紙面にびっちり。ページの使い方が贅沢なんだか、ぼったくりなんだか、ありがたいんだか、何だかよく分からん。デカすぎて画像もボケボケだし。何にせよ期待を裏切らない特集でした。

素敵なマニアの話。

ネドヴェド、今年は引退しないんだーーー!!!契約更新はしてくれなかったけど、後1年、試合が見れるーーーー!!!幸せーーー!!!ありがとう、ありがとう、ありがとう!!ラスト1年、怪我だけはしませんように。

引退後はユーヴェユースの監督だかコーチだかに就任することも決まっている模様。いいことだ。ビリーも真っ青な鬼軍曹になること請け合いです。しかもこの鬼軍曹は先頭を切って、朝からランニング20kmとかやりだします。たぶん選手置いてけぼり。いや、もう本当に身体を大事にしておくれ。


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