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2008/10/31(金)
レッドクリフ感想(思いっきりねたばれ)
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思いっきりネタバレ、しかも三国志好きな方じゃないと訳分からないと思うので、諸々回避してください。
燃えた。うぉおおおおおおお。
やばい、孔明先生役の金城さんのふっくらとした涙袋が超ツボだった。あの人、あんなに涙袋大きかったっけか。
あんなまともで普通にかっこいい孔明先生を久しぶりに見た…。ビームも飛ばさないし、空も飛ばないし、ギャラクシーも唱えないし、両刀でも、ホモでもない。あ、獣医にはなってたか。…常日頃、本当に申し訳ありません孔明先生。
周喩様もトニー・レオンは私服だと全くかっこいいとか思わないのに、役所に入り込むとすんごいかっこいい。喩様、大好き、喩様。小喬役の女優さんは全ての動作が色っぽかった。エロいっていうと語弊があるんだけど、瑞々しいっていうか、つっついたら弾けちゃいそうな感じ。34歳で映画デビュー作と聞いて、吃驚した。濡れ場が美しかった。
…後、濡れ場で一瞬トニーレオンの乳首がアップで映って、「え、こんな美しい女優さんにこんな乳首…、あ、違った…、」と思って恐れ戦きました。
殺陣は三国無双+ジャッキー・チェンな感じで私的には大好きです。張飛に長坂橋下での仁王立ちのシーンは作ってあげても良かったと思うんだけど。趙雲は、別に最初かっこいいとも思わなかったんだけど、見ていくうちにどんどんかっこよくなってって、演技力すごくて、ドキドキした。白馬のプリンスだった。阿斗が後年、あんなボンクラ皇帝になっちゃったのは、趙雲に抱かれて、馬上で揺れまくったからなんだろうな…。
関羽は三国無双でした…。さすが神。青龍偃月刀はいいよ、やっぱ。
後、孔明先生の八卦の陣を映像で見たのが初めてで、それがとっても面白かった。八門禁鎖の陣というと無双の夷陵の戦いな訳ですが、陸遜の火計を破るよりもこの陣形を破るのが私には難しくてなあ…。そりゃ私ごときが敗れない訳だと実際に見て思った。
やっぱ文書で読んでても細かい部分までは分からないから。途中ソーラレイがビームで発射されてて、笑いましたが。亀かわいいよ、亀。…これは東南の風を呼ぶシーンも期待できそうだ。
結局、吹き替えにしました。馬超だってマーチャオになっちゃうだろうし、訳分からなくなるよなあ、と思って。したら、孫権の吹き替えが平田さんで、なんつうか孫権のあの優柔不断で、ちょっと育ちのよい次男坊キャラにものすごくあってて得をした。
こういうコアなファンのついてる原作を映画化するのって、オタクには物足りず、原作を知らない方には訳が分からなくなっちゃいそうで怖いんだけど、どうだったのかなあ…。
映画終わってから辺りを見ると、いつもと明らかに客層が違ってて、一人で来てる高齢の男性が多かったんだよね。たぶんコアな吉川三国志のファンぽい人。後、ゲームの無双から入ったんであろう男子達も多かった。それにトニーレオンとか金城さんのファンもいるだろうし、みんなに分かりやすく、満足させる三国志を作るのは大変だろうなあ、と改めて思った。
あくまでもジョン・ウー監督の作った赤壁だって思えば、これはこれでいいと思うんだけど。天華は言うに及ばず、北方三国志だって、兄貴の三国志だし、もっと言えば中国の正史だって、次の王朝を開いた勝者の視点からの正史な訳だしなあ…。正しい歴史なんかないと思うんだよね。とにもかくにもめちゃくちゃ面白かったです、私には。
なので、曹操ファンの人、蒼天航路ファンの人にはちょっと勧めづらい感じ。私でさえ、私の中の曹操好きの血はちょっと切なくなったし。トン兄や許猪くらいは出してやってもよいのになあ…。
ところで上映中にちらりと時計を見たら、三時間近く経ってて、それでもまだ孔明先生は東南の風を呼ぶために舞わないし、あれ、どうなるんだ、これと思ったら、レッドクリフって二部作だったんだね…。映画1000円の日で、駐車場を探すのに手間取ってたせいで、ギリギリに入ったから、二部作だということを知ったのが映画が終わってからでしたよ…。まあいいや、来年の4月を楽しみに待ちます。
赤壁をここまで映画化できるならば、日本も壇ノ浦の戦いを映画化すると面白いんじゃないかと思うんだけど。張飛には弁慶がいるし、小喬ポジションは静御前でいけるし、喩様が義経かな?
画像は孔p、周p、関p、張pです。…あいつら、こんなにかわいくない。
よし、今から喩様になって、無双のエンパの赤壁で千人斬りして真の三国無双になってくる。
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