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2009/11/09(月)
祇園精舎の鐘の声。
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少年漫画のバトル漫画って、ラスボス的な存在は主人公たちの前に圧倒的な壁となって何処までも立ちはだかるものだったように思うのです。最初に出会ったときなんか、スライム@レベル1がひのきのぼうとおなべのふたを装備して、ボストロールに体当たりするような感じですよね。で、まさに跳ねとばされるんだけど、スライムはどうにか生き延びて、レベルをあげまくって、サマンオサまで攻め込み、彼に再戦を挑む訳であります。
…でもさ、ボストロールも実は年を取るんだよね。幽々白書の玄海おばあちゃんの「あんたも年をとれば、あたしも年をとる。それでいいじゃないか」をちょっと思いだしたのですが、あれは戸愚呂へのメッセージであって、玄海おばあちゃんは幽助にとっては、あくまでも師匠であって、越えるべき壁ではないしな…。
高く、堅固な壁だと思っていたものが、実は白蟻にボロボロの虫食い状態にされた土壁と化していたことを悟ると、とても切ない。バトルでも何でもそうだけど、全盛期の実力を思うが様に両者が発揮して戦えるって、実はものすごい貴重なことなんだろうなあ、と思いもしました。スポーツ選手もそうですが、年を取ることだけじゃなくて、怪我とかさ、身体を使う人は色々あるし。
ワンピの強さ論議は能力者の強さ論議っぽいところがあると思うのですが、それもじゃんけんみたいなもので、あくまでも相性の問題っぽいし。ドラゴンボールとかだと初期キャラは後期になるとヤムチャ状態になってしまいがちだけど、例えばクロコダイルは受け受けしくなったなあ、とは思うけど、そこまで弱体化したかと問われるとそんな気もしないんだよね。
能力者の強さばかりを考えていたところに、生き物として当たり前の「年を取る」という概念をまざまざと見せつけられて、何だか悲しかった。
海軍も世界政府もどれだけ悪辣非道でも構わないんだけど、それで「絶対正義」を普通に標榜するから、そこが薄ら寒いっつうか。バギーを凍らせたんだから、さすがに自分たちの理念のまずさの自覚はあるんだろうなあ…。なんつうか、大坂夏の陣で先陣切って、直江が「愛」の兜を掲げて突っ込んでくるのを生ぬるい笑みを浮かべて見てる気持ちっていうか。別に戦乱の世なんだし、理念よりも現実を取るのも当たり前のことで構わないけど、せめてその兜は外してこいっていう。あー。
とりあえず、今のところ、海軍の思い通りには物事が進んでないのは事実のようです。もうね、再来週から白ひげが覚醒して、白ひげ無双が始まるといいと思う。ああもう、悔しいよ!!華佗膏と鳥のまるやきとエリクサーとサンジのごはんを白ひげにあげたいよ!!!
マルコさん@フェニフェニの実のリヴァイヴァ@転生の炎は本人限定の能力なのか…。あれ、味方全体効果だとばかり思っていたよ…。
…しかし12月に発売されるというエリクサー@コンビニ缶はどんな味なのだろうか。ポーションほど不味いものはなかったけど、あれを越える味なんだろうか。エーテルはシンナーっぽい臭いがするんじゃないかな、とは思うのだが。エリクサーという語感が青臭そうな感じなので、イメージとしては、マリモの青汁?草ってだけか。…今回はもう深夜2時にコンビニに並んだりとかしない。私も年を取りました。
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