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2009/05/25(月)
出口のない島の冒険。
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冒険とは、日常とかけ離れた状況の中で、なんらかの目的のために危険に満ちた体験の中に身を置くことである。あるいはその体験の中で、稀有な出来事に遭遇することもいう。
こうした冒険の体験者は多くの場合その体験報告を書いたりするが、荒唐無稽と一笑に付されることもあれば、またその内容に驚嘆されることもある。
こうした冒険に敢えて挑戦する人のことを冒険者と呼ぶ。
以上、ウィキ様より転載。
久しぶりに会ったあいつは冒険者になっていた。
わんぴっす愛読者、影の麦わら応援団たるクマたんには麦わらのみなさんをそれぞれの属性に合わせた島に飛ばし、パワーアップを図って貰いたいという意図があったように思われます。
さて、そんな訳でゾロサンを愛するクマたん、愛読書はデービーバックファイトが載ってる34巻なクマたん、彼はサンジに何を求めてたんでしょうかね。ちなみに私は彼が存在することだけを求めています。他は何もいらない。
まあ、でもそれじゃクマたんは困る訳です。そんじゃ乙女の島に飛ばされたサンジに求められていたものは、分かりやすいところで、島中を駆け回るための脚力なのか、はたまたオカマを蹴っとばしまくることで、レディとの戦いへの耐性をつけることなのか。どっちかの任務を完了したら、真っ白な煙と共にどこでもドアがぼーんて。ネコ型ロボット的な何かが出て、島から脱出できるとか。どうだろうな。
ところで全く関係ないんですけど、このサンジの腕のふりって典型的な短距離走の振り方なんですよね。肘を直角に曲げて、前後に勢いよく振ることで骨盤の捻れを生み出し、推進力で前へ前へ。前傾姿勢といい、脚の開き方といい文句なし。織田Y二から世陸の会場で「地球に生まれて良かったああああああ!!!!サンジぃいいいいいいい!!!」と叫ばれること間違いなしなフォームです。
…まあ、私も負けず劣らずその際は叫び倒しますが。サンジと悠基への愛で織田Y二には負けない。…あー、世陸8月か…。悠基とか格好のターゲットにされちゃうんだろうな…。実業団陸上でも日本人トップだったし。後は怪我しませんように…。
しかしそれにしたって、いくらロロノアさんとの夜の営み以外においては脅威の持久力を誇るサンジとはいえ、一日中この走り方で島を逃げ回るのは無理であろう。捕獲されたらどうされるんだろう。つうか、背後のすごい人はサンジに何を求めているんだろう。…すね毛脱毛か。
さて、壁にイワさんがいるよとか、え、ツバつけておくつもりですかそれはちょっと、とかありますけど、背後のすごい人、あれ、虫取り網を持ってるんですよね。…何、その虫扱い。確かにクルクル巻いてるけど、それ、触角じゃなくて眉毛だから。花の蜜を吸うためのストローでもないから。背後の人が腕毛とすね毛をきれいに脱毛してるところと、小指をぴしっと伸ばしてるところにレディのたしなみを見て、感心した。
顔…。顔、こういう顔、何回か見たことがある。手配書の例の顔が御披露されて、ゾロから「そんなもんだぞお前は…」って言われたときの顔と、後、ケイミーと会って人魚がうんこするって夢を否定されかけたときの顔。あー、あいつ、今、アイデンティティが崩壊しかけてんだろうな。そういう顔だな、あれ。
芥川の羅生門に死体から髪を引き抜くバアさんを見て、恐怖した下人を「頭身の毛も太る」って描写をするところがありますが、人は己が崩壊しかける恐ろしさの折には髪が本気で逆立つんですな。しかもいつもはさらさらの髪が束になって逆立っている。まさに頭身の毛が太ってる。
「怒髪天を衝く」ってのともちょっと違うし、あの表現はなんだろうなと思ってたんだけど。自我崩壊への恐怖か、あれは。ベルばらのアントワネット様みたいに、カマバッカ島を脱出する頃にはプラチナブロンドというよりは、真っ白に燃えつきてしまってないことを切に祈ります。
…まだまだ語れますがこの変で。ところでえーと、一人あたま4回の短期連載としても、後何号経ったら、麦わらのみんながサニー号のラウンジで再会…、…、計算できるけどしない。頭身の毛が太るから。サンジぃいいいいいいい。
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