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2009/08/06(木)
地響きが聞こえてきたと思っていただきたい。
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…雷電サンエ門@江戸サリバンショーを見た途端に、どすこいの表紙が浮かんできたよ。しかし京極なっちゃん御自身がどすこいを書かれた頃から何つうか体重のほうが…になってきたのは、やっぱしすべてがデブになるの呪いだったんだろうか。あの短編集は「パラサイト・デブ」が好きだった…。
黒ひげの半裸、先週のそげ様の半裸に並ぶ夏に見たくない半裸ベスト3に確実に入りそうな塩梅です。おだっち、本当に天才だよな…。
いやまた雷電さ、たるたる二重顎にでっぷり腹なのに、まわしがお花ちゃんなところがたまらん。おまえ、空島といい、映画のゾロのバンダナといい、どんだけそのお花模様好きなの。
私が好きな力士で北桜関という方がいらっしゃるのですが、彼の趣味はビーズ編みなんですな。お金がなかった頃、奥様にネックレスとか指輪とか作ってプレゼントされてたらしい。しこ名の桜にちなんだ指輪なんかマジで売れそうな出来映え。夢はビーズ細工でまわしを作ること。
もうあのお相撲さんがでっぷりとした指でちっこいビーズをつまんで、もっとちっこい針の先に通すとことか見ると脳内麻薬が出まくって、出まくって、鼻血が出そうになるとですよ。そんな訳で、この雷電もきっと趣味はクッキー作りとかレース細工とか色々ちんまりしたものをあのぶっとい指先で作って、ナミみつ姫に貢いでは、お江戸城から投げ捨てられてんだろうなと思うと、あー、もうたまらん。雷電…!山本山と対戦して、豪快に上手投げして欲しい。
おっと話がずれた。いつものことだ。
ゾロ作の三刀流が備中鍬と竹槍と草刈り鎌だったところが、妙にツボに入って大変でした。しかも最後のコマみると、ゾロなのに月代がある…。あー、あの月代のジョリジョリした部分、血が滲むまで指先でむにむにこすりたい。むにむに。
しかしゾロ作と雷電サンエ門は騎乗位はできないカプだな。つぶれてまう。
「ゾロ作、…オラ、…おまんのことが好きでゴワス」 でっかい身体を縮こめ、人差し指をもじもじさせて、サンエ門は言った。その巨体には似合わない、小さな、消え入るような声だった。 「…おまえみたいにのうのうとしてデブってぎだヤツに、草の根っこまで食べてどうにか生ぎ抜いてぎたオラたづ農民の苦労が分かるモンか…!」 ゾロ作は自らの手を見た。鍬や鎌を持つ豆だらけ、傷だらけの手は日々の農作業により変形している。もにっと握りしめられたサンエ門のぷにぷにとした手とは余りにも違いすぎる。彼は次代の横綱を期待される、新進気鋭の力士として呼び声も高い。 彼と自分とでは住む世界が違うのだ。 「…ゾロ作」 「オラはもう村さ帰ェるだ」 「…ゾロ作」
その後、猛稽古を積み、大相撲九州場所で平幕ながら全勝優勝した雷電サンエ門は優勝賞品の副賞としての、米30俵に温泉卵1万個、干ししいたけ一年分(10kg)、明太子1年分、静岡茶サンエ門の体重相当分、ポンジュース1500本、宮崎牛1頭分、アスパラとバター4トンの食料を肩にかつぎ、ゾロの住まう村を訪れるのであった…。(実際に優勝するともらえる副賞です)
二人は仲直り。サンエ門は長らく不動の横綱として活躍したが、最後は膝を痛めて、引退。親方としての口も蹴り、ゾロの村に暮らすこととなりました。
サンエ門は気は優しくて力持ち。びんぼうな村の荒れ地も片っ端から開墾し、田んぼがたくさん。お米もとれとれとれ放題。
ゾロ作はまぶしそうに目を細め、たわわに実った稲穂を見つめます。のしのしと後ろから近づいてきたサンエ門がちょこんとその横に腰を下ろしました。
ああ田んぼが広がっている…。一面の金色の帯…。サンエ門の髪の色だ…。
ああ…、きれいだ…。(OZ@樹なつみ)
…。
…あぁああああああ!!!19好きだああああああ。かわいそうだああああ。ムトーと19にくっついて欲しかった。心はやれないけど、体をやるよがさー、あれさー、うぉおおおおおおお。
…あー、つうか、私も優勝して食料が欲しい。腹減った。脱稿したら腹が減って、腹が減ってたまりません。なんだろう、今日だけでゴハン7杯食べてるんだけど。
…サンエ門はごうちゃん@豪栄道っぽい感じでお願いします。個人的な趣味です。
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