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2010/08/25(水)
596話感想。
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いっつもは一人でにまにまによによ号泣しつつ読むワンピですが、今回は友人と一緒に新幹線で読んだよ。
「麦わらの一味は、みんな泣きながらルフィの仲間になったんだね…」としんみりする友人を横に、みんなの回想シーンにでてくる小指の爪の先大のサンジ(4コマいたよ!!)にげへげへしていました。我ながら最悪ですね。
さて扉絵。あの時こうしておけばよかったのになーとか、他にやれることがあったんじゃないかなーとか、私でさえ思うことはいくらでもあるわけで、したらばルフィなんかもっともっといっぱいそういう後悔を抱えて生きてて、でも笑ってるんだろうなあと思ったら、たまらない気持ちになりますね。夢。
17歳と20歳以上に、7歳と10歳って違うからなー。絶対にサボを忘れることはありえないのに、それでも入れ墨という形で残すしかなかったエースが切ない。
自分の夢だけ、野望だけ追いかけていられるなら、どんだけ楽だったかなーと思います。弟ができて、家族ができて、仲間ができて、背負うものが増えれば増えるほど「夢」も重くなって、しがらみも増えて、守らなければならないものも、捨てられないものも増えて、でもそれでも一人で夢を追いかけることはみんな選ばなかったし、選べなかったんだよね。
なんかもう、最近のロロノア見てると切なくてなー。あんだけ野望野望言ってたロロノアさんがあんなことを言うようになるなんて思わなかったよ…。
本編でロビンちゃんが「悪いけど、私にとってはこうなってよかった…」って言ってますが、ひとつ選べば、そうじゃなかったたくさんの未来があって、あの三人の海賊団が結成されてたら、麦わらの一味もなかったんだよなー。そう思うしかないからこそ、こないだジンベエさんが言ってた「失ったものばかり数えるな!!」「ないものはない!!」「お前にまだ残っているものはなんじゃ!!」っていう台詞が力を持つんだと思う。
さて本編。誰かのために何かしてあげたいという気持ちに自分の力が追いつかないことほど辛いことはないと思うのです。思いが力を越えない。今、麦わらのみんながそういう状態なんだよね。
ロビンちゃんクラスタ的に今週のロビンちゃんがかわゆくて、鼻の頭が真っ赤になっててかわゆくて、表情が子どもっぽくてかわゆくて、大変によろしかったです。ルフィがいたからこそ、こんなロビンちゃんを見ることができたんだよね。それもまた切ない話。
しかし麦わらの一味はくまたんがストーカーだったからこそ、こうやってパワーアップの機会をいただけてるけれども、他のルーキーズを思うとそっちも辛いなあ…。ホーキンスさんなんか占いですらほとんど当たらない有様なのに、大丈夫なの、あの人。
あっちもこっちも心配ごとばかりだよ!サンジが具体的にどんな夜の花嫁修業してるのかも心配だよ!ゾロがヒヒに勝てるのかも心配だよ!あああああ。
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