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2012/05/22(火)
日蝕入りのロマン。
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チョパinサンジとかチョパンジとか呼んでいたところに、公式表記が「ナミ入りのフランキー」と来て、まさかの呼び方に動揺しました…。「ゾロ入りのサンジ」って卑猥だと思う。ほら、空っぽのガラスの瓶にゾロミルクをたっぷり注いだ的な…。卑猥。
ルフィが凍りついた雪山で、ナミ入りのフランキーを縛るぶっとい鎖を噛みちぎってたね…。サンジ、カルシウムたっぷりなご飯を作ってあげてるんだね。攻めの料理ここに見参。
そういや、ローたんは当然のことだけども、ルフィにコロニー落としならぬ、四皇落としを持ちかけてますが、ルフィはナミちゃんや仲間たちにに相談するのかなー、と地味に気になっております。先々週かな、ヤク中に陥った子どもたちを止めるのに、チョッパーやナミちゃんたちの意見を聞いて、ぶん殴るのを止めたじゃないですか。あれ、ローだったら、仲間に相談せずにそのまんまぶん殴りに行っただろうなーと思って。
ルフィの一番好きな台詞は「おれは剣術を使えねェんだ!!航海術ももってねェし!!料理も作れねェし!!ウソもつけねェ!! おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!」というところなんですが、ルフィが仲間に相談するということの根底にはこれがあると思うので。
明日からセブンイレブンでサンジメニュー売り出しなんですね。あいつ、…バター好きだな、なんかバターメニューばっかりだな。…今度バター的なものを使おうと思いました。
日食が来るというので、今朝は4時に起き、あまじょnお急ぎ便で取り寄せた日食グラスとデジカメを片手に、ピンホール代わりのリッツをバリバリ破き、真っ黒な巨大どんぶりに並々と水を張り、金環を映して水鏡としての写真を撮るつもり満々でしたが、ウチは音を立てて雨が降ってたね…。
ツイッタで日本全国のみなさんがきゃーきゃー歓声あげられるのを尻目に、ぬかるんだ地面から雑草を抜いていました。
「アビスが破壊の力で満たされるわ…」「もうぼくたちには押さえられない」とかぶつぶつ言いつつ、一人でロマサガ3のトータルイクリプスごっこをしてた。庭はきれいになったけども、さみしかった。日蝕と聞いて、心がザワザワ…する半分はロマサガのせい。
これほど広範囲で、これほど長時間に渡って、金環日食が観察できるのはおよそ900年ぶりのことだそうですが、前回の日食はちょうど平安末期の源平合戦時だったそうな。平氏方は「明日日蝕が来るぜ!」って陰陽師の力で予め知ってて、木曾義仲をだまくらかして、船を赤壁みたいに連環の計でつなぎ、海戦を挑んだんだそうな。源氏大パニック。平氏大勝利。この水島の戦いは源平合戦で、平氏方が勝った唯一の戦いなんだそうです。
…まあ、アレだよ、コーエーはそろそろ源平無双だせよ。倶利伽羅峠の火牛戦法とか、壇ノ浦で赤壁みたいなやつとか、義経が奥州まで関羽千里行みたいに逃げてくやつとか作れよ。
日蝕エピが入った小説といえば、天地明察も文庫になりましたね。あれはホント素晴らしいお話でした。未読の方是非に。歴オタなので受験時に丸暗記した人物名は山ほどいるんですが、小説やテレビや漫画なんかを通して、ただ覚えていただけの人が泣いて、笑って、頑張って生きてたのだと知るたびに、ホント感動する。
今年は大河ドラマの影響もあって、雑誌や書物やテレビが源平期の特集が多くて嬉しい。昨日読んでた雑誌に『不良少年として師僧を震え上がらせ、天狗に武芸を習い、商人の従僕となって寺を出奔し、盗賊と刃を交え、国司の娘を口説き、約束を違えたといって屋敷に火をかける。なんと荒唐無稽で滑稽なことか。でもこんな筋書き、どこかで見たような気がする!そうほとんど漫画「ワンピース」である。義経の奥州下り説話は中世版ワンピースである、というよりは、ワンピースが現代版牛若丸と言うべきか』(原文ママ)とあって、割と吹いた。うん、この文章を書かれたK學院の先生、ワンピースと源平期が大好きなんだね、…私も大好きです。
大河は後白河天皇が即位して、前半のクライマックス保元の乱を迎えつつあるんですが、ごっしーの横顔とか前とか、ともかく鼻の穴がね、青キジにそっくりなんだよ…!!!松田翔太くん、父上にホント似てこられた。ごっしーは今様オタクで(今の歌謡曲みたいなモン)、賭場で有り金全部すって、身ぐるみ剥がされて全裸で街を徘徊したエピが残ってる割と境界線な方なんですが、彼方と此方の狭間を漂う危うい感じを見事に演じきられてて!!!さすが日本一の大天狗!!松田くんの鼻の穴からフェロモンむわむわ漂ってくる。役者さんってホントすごいなあと毎週毎週感動しております。
ワンピも日蝕も歴史もロマンだぜ…。ふう。
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