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2013/02/08(金)
697話感想。
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今週はとにもかくにもドフィ…。七武海の一角をなし、誰に対しても舐めきった態度を崩さなかったはずの、あのドフィから醸し出される小者臭はいったい。
あの下からの突き上げと上からの圧力の狭間で苦しむ中間層の汚れちまった苦しみよ…。できる部下とうるさい上司の間で藻掻く中間管理職ドフィ。…なんか他人事じゃなくなってきたというか、これほどまでにドフィにシンパシーを感じる日がやってくるとは思いませんでした。
しかし様々な葛藤を重ねつつも「正義の海軍」という自らの目指す姿を体現しようと泣き、葛藤し、現実と理想の狭間で藻掻くたしぎやG5のみなさんを見るにつけ、テロリストZ先生を海軍トップは最初っから全力で叩きのめしに行くべきだったと思う。下っ端があれだけ頑張ってるのに、なんでトップが情に流されちゃうのさ…。あれ、同じことを自衛隊や各国の軍隊がやったとしたら、ありえないと思うし、まずその考え自体が失礼だと思うんだよね…。
「おい、アイツも一緒に行くのか」のゾロの後ろで、ゾロのほうをこっそり伺ってるサンジが可愛い。なんか可愛い。すごく可愛い。チラッチラってしてる感じがなんかすごい可愛い。…おまえ、どんだけ己の感情隠したところで覇気持ち同士、おまえがゾロを大好きなことなんかゾロにバレバレなんだからねっ!!!
ゾロのコートはシッケアールのカーテンから脱却しても、コートの留め具はやっぱりタッセルなんだね。ほら、ぴったりしたコートとか、ボタン式だと有り余るゾロの筋肉を収納しきれないからだと思うの。多少のゆとりをもたせるには、この形状が一番。…ところでこのコート一式、パッパグ先生のオーダーメイドってことであってますか。先生ありがとうありがとう。
そして上と下の狭間で苦しむ小市民ドフィ。私、ビッグマムが出てくるまで、「カイドウ」って秋海棠の花のことかと思ってたんですよね。(ぼくたま世代)ほら、四魔貴族@ロマサガ3も女子枠でビューネイさんがいたし、あんな感じの紅一点で、花の名前で、また九蛇絡みかと。そしたら獣だったのね…。
ローの出した交換条件がなんかすごいなあ…、と思いました。七武海を止めるまでは分かるんだけども、それを新聞にかーって。なんでも情報戦なんだねえ…。しかしニュースQOOもそうだけども、この世界の新聞の流通の早さすごい。データだけ送ってあっちゃこっちゃで印刷するところまで技術進んでるのかなあ。電伝虫で記事読み上げじゃ、量的にも、早さ的にもちょっと辛いよね。
…そういやZ先生の妻子の仇の七武海、ドフィなのかな。そうだとしたら、先生、もう少し辛抱できてれば、あるいは海軍の周りがもっと真摯に先生と向き合ってれば、色々情勢が変わってきただろうに。(遠くを見る目)
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