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2013/04/23(火)
海賊無双2の感想その3
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【ゾロサンについて】 絡みすぎてて、天からの何らかの謀略が働いているのかと思いました。(真顔)
3章2話の「剣客襲来」で一瞬、ゾロが貝の支配から逃れるんですが、あいつ、ごねたあげくに、また捕らわれて、結局、一味全員取り戻して、最後の最後にサンジと一緒でなきゃ戻ってこないんだよ…。ふう。
「剣客襲来」では貝によって洗脳されてたハっちゃんがまず洗脳を解かれて「そうかあ、ごめんよぅ。迷惑かけたなあ」って素直に謝るのに、あいつと来たら!!ミホ様にいたっては「あ?洗脳などされてはおらぬ。単なる暇つぶしだ」とのことで、元から操られてるフリをしてただけだというのに、あいつと来たら!!ゾリ!!
このステージで「奴ほどの胆力をもってしても呪縛は解けぬか。ならば荒療治を試みるよりほかあるまい」っていうミホ様からのお言葉がまた、あきれたような、寂しげなような、確かに淡々としてるんだけども、色んな気持ちが見え隠れしてて、ゾリ、師匠から愛されてんだな…としみじみした。まあ、ゾリからのお答えは「うるせえ!!!」でしたけども、おいロロノアおい。
そんな訳で、海賊無双2やってて、一番心に残ったのは、ミホとゾリの絶望的なまでの差でした。フォームひとつ取ってみても、ミホの剣の振りはいい具合に力が抜けてて、きちんと大剣を立てて持ってて、一振りごとに腰が入ってて、ともかく基本に忠実できれいなんですよ。端的に言えば、三國無双2〜4辺りの最強だった頃の夏侯惇(中の人は中井さん)にモーションがよく似ていて使いやすい。ゾリはね…、通常攻撃で阿修羅になる必要はなかったんじゃないかな、と思うの。なんていうか、無駄振りが多いというか、三本振り回してるんだから当たり前だろって言われたら困るんですけども、手振りで腰入ってないんですよね…。日頃、阿修羅阿修羅ほざいてるくせに何言ってんだよ、ってつっこまれれば、その通りなんですが。…だって、あの人、□ボタン押してただけなのに、突然阿修羅になるんだよ!!前振りもなく、必殺技じゃなくて、突然阿修羅になるんだよ!!そんな、ありがたみも何もないじゃないですか!!普通なら阿修羅見たかったら、奈良に行って、興福寺の国宝館に行かなきゃ会えないのに!!
そんな簡単に阿修羅になれるんだったら、二年後になってからも出し惜しみしないで阿修羅になってよ!!不空羂索観音になってよ!!…二年経ってから、まだ見てないよおおおお!!
いいんです、…ゾリにはまだ余白がいっぱい残ってるんです。ミホとの絶望的なまでの差は、我々は彼の成長をこれからもゆっくり見守ってゆけるということとイコールでもあるんです。ううう。
このようにツッコミどころ満載のゾリでしたが、サンジのほうも同じくツッコミどころ満載でした。そんなところまで君たちは一緒なんだね…。
サンジ最大の問題点。それは女子相手に必殺技が出せないということであります。正直、今回の無双は雑魚キャラは通常攻撃で幾らでもつぶせますが、各種縄張りにいる兵隊長や中ボスになってくると、仲間ストライクか必殺技を出さないと攻撃が通らない。なのに、あいつは女子が中ボスだと必殺技を出せないのだ…。のだ…。ルルルルー
海賊無双1では最強キャラの一角だったようにも思うのですが、今作では弱体化しました。壁際に寄せての受付からのハメ技も弱いし、攻撃の一撃一撃がともかく軽い。空飛んでるみたい。というか、キックに重さが感じられない。浮いてる。ふわっふわしてる。フェアリー。(真顔)
…あいつは正真正銘の妖精になっちまったんだ…。
無双やってるときのサンジのイメージがピーチ姫というか、ティンカーベルというか、…もういいよ、ゾリ、おまえはピーター・パンになっておしまいよ…。
まあ、でも、別に超むずかしいとかやらない限りはサンジもレベルあげちゃえば、余裕ではあります。ただ、なんていうか、あんまりにも軽くて。蹴りに体重掛かってないっつうか。むしろ体重ないんじゃないかな、あの妖精。
そして仲間エピのほうだとサンジは何故か、イワちゃんをボスとするオカマ軍団の双璧として、ボンちゃんと対をなして、立派に縄張りを守る中ボスとして君臨していました。馴染んでいました。あそこであいつが、フリフリパフスリーブワンピになってたら、ホントネ申ゲーだったのにな。いいんですよ、DLCでパフスリーブワンピ持ってきてもいいんですよ…。
とりあえず一味から離れるのも一緒ならば、一味に帰ってくるのも一緒、ルフィたちに謝るのも一緒、情けないのも一緒、いたらないのも一緒で、ゾロサン仲良くて、かわゆくて、大変よかったです。
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