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2006/08/09(水)
家庭…
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先月から母親にメールをしても返事がなかった。 昨日、実家の方に台風が直撃しそうだったからメールした。 いつもなら心配かけまいとメールをしてきたり、電話してくるのに一向に返事がなかったから電話してみたら…
どうやら、体調が悪いらしい。 母親はB型肝炎から肝硬変になり去年は三回の腫瘍摘出手術をしている。 昔はバリバリ働いていた母ももう働けなくなり、父親に生活費をもらいやりくりしている日々。父親の母親、つまり私からしたら祖母なんだが…祖母ともそう仲が言い訳でもない。そして父親のあまりにも酷い態度…それにより母親にとって一番天敵のストレスが溜まりすぎて体調が思わしくない。 医者にもハッキリと日常生活によるストレスが原因だと診断されたここ一年。 月に一度の通院が先月から月に2度になり主治医もかなり警戒しているらしい。
私の子供も母親にまかせてしまっている。 電話の向こうで無理に笑う母親が痛々しい。。。。。
離婚。。。
数ヶ月前にサラっと母親が言っていたのが今回の電話では現実的な話になっていた。一年以内に父親とは離婚する。姉夫婦もどうやらまた父親とうまくいってないらしく、こちらも原因は父親。姉夫婦は父親との絶縁を考えているとか…。
思い切って母親に言ってみた。
「お母さんもこっちに来ない??」
とっさに言ったわけではない。 自分の子供を引き取る準備が出来て引き取る時に母親もこっちで近くに部屋を借りて住んで欲しいと思った。こっちの病院の方が信頼できるし、設備も整っている。市役所のホムペで母親がもしこっちに引っ越した場合、生活保護が受けれるかどうかも調べていた。生活全般を助けれるほど私が元気なわけではないけれど、父親と離婚するのなら裁判で財産分与もあるわけだし、医療費もかからなくなる。何かあればすぐに私は動くし、信頼のある医者も知っている。
今の生活よりも生活は貧しくなるかもしれない。でも、ストレスはなくなるし、ちゃんとした病院にかかれば腫瘍も騒がないかもしれない。 姉夫婦が近所に住んでるから大丈夫だと踏んでいた。 でも、それは勝手な私の憶測だった。姉夫婦も実家に近寄らなくなり、自宅に居るとストレスが溜まると母親が言った。 昔の私みたいだった。自宅に居るだけで胃痙攣を起こして吐き気が酷かった。一番安心できるはずの空間が父親によって壊された。
父親も昔よりは丸くなったと思っていた。 でも違った。昔よりも酷くなっている感じだった。もうすぐ定年を迎える父親はきっと病気の母親を、今まで支えてくれていた母親を大事にしてくれてると思っていた。でも違った。
事あるごとに八つ当たりをして挙句には… 「お前がそういう態度なら離婚だ」 と父親が言ったらしい。財産分与の話になれば「裁判だな」とまで言った父親。何も変わっていない。あの頃のまま…。 なぜあの人は気付けない??今まで一緒に頑張ってきて支えてくれた妻の事を…
「結婚してからずっと我慢してきた。あの人の言う通りに…逆らわずにやってきた。でもね…体を壊してまでもう一緒にはいられない」
そう言った母親に何もしてあげられない自分が情けない。
母親がこっちに引っ越してくるのは本人は考えてないらしい。 今住んでる所が好きなのと、いつどうなるか分からない体で私に迷惑をかけたくないからだと言う。そうだよね…知らない土地で知り合いもいなくて過ごすのがどんだけ心細いか私が一番知っている。。。。
本当に一年以内に離婚なのかな…あんな人だけど、仲が良かった頃も知っているからやっぱり寂しい。。。
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