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2005/11/29(火)
柿の種の幸せ
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幸せの顔をした幸せは、みんなが手を出す。 でも、その幸せは、柿の種ほどの大きさ。 1口、2口食べたら、それでおしまい。
普通の顔をした幸せは、みんな、手を出したり、出さなかったり。 健康みたいに、気がついたり、気がつかなかったりするからね。 そんで、その幸せの大きさは、メロンくらい。 お腹いっぱいになるけど、次の日にはお腹がすいちゃう。
苦しみの顔をした幸せは、誰も手を出さない。 だって、鬼みたいに嫌な顔をしてるんだもん。 でも、昔、偶然それを食べた人は、ビックリしたらしい。 想像もできない大きさで、一ヶ月食べても減らなかったらしい。 うわさでは、怖い顔をしていればいるほど、嫌な顔をしていればいるほど、幸せは大きいらしい。
だけど、それが分かってても、手をだせないんだよなーあ。 隣の人がそれ食べたって言っててもさ。 食べるとさ、お腹壊しちゃいそうだもんなーあ。
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