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2005/09/29(木)
勇気
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会社を経営して６年目、順調そのものに業績を伸ばしている。
人間的にも素晴らしく、喜んでＰＴＡの会長の役なども引き受ける。
奢ることなく、自己修練に励み、向上心旺盛。
そんな４０代半ばの社長が、こう言いました。
『サーシャさん、私はまだまだできない事がたくさんあります。そして、やれない事をやろうとするには、勇気がいります。』
俺は、思いました。
強く、強く、思いました。
お子が、まだまだ成功体験の少ないお子が、何かにつまずく。
そのつまずきが、たいした事とか、どうだとかなんてのは、関係ない。
つまずきで、自分を否定して、その否定がさらにつまずきを増幅させる。
自分自身とともに、周囲が、世間が、風潮が、自分を否定する。
動けない自分に、いらつき、さらにそのいらつきが、自分を否定する。
勇気なんて、山のかなたに消え去った。
できない事をやるには、そんな素晴らしい、成功体験豊富な、４０も半ばの立派な社長でさえも、勇気がいる。
なのに、お子の勇気が出ないことを、周囲や世間や風潮が責める。
自分の痛みを言えたなら、それは、それは、すごい勇気。
だって、自分の弱さを認められたんだもん。
何かに我慢して、行動できたら、それはそれは、すごい勇気。
大人にはできない勇気。
大人は、我慢なんかしないで、うまいいい訳付けて、そこから上手に逃げてるもん。
勇気をだすのは、すごい事なんだ。
成功体験ないんだよ。
だから、どんなだって、すごいんだ。
お子は、すごいんだ。
うちら、おとなとは、ちがうんだ。
そんなお子をもった、かーちゃん、とーちゃんは、幸せもんだーあ。
１００の苦しみ、１００の喜び。
１０００の苦しみ、１０００の喜び。
ついてる、ついてる。
よかったねーえ。
さ、ここから、反論です。
ぼけーーー、そんなんな、終わったから言うとるんじゃろうがああああ。
今、苦しみの真っ只中の、大人や、お子にはな、なんの救いにもならんのじゃあああああ。
結果論言うとるんじゃないぞおおおお。
ふん、わし、そんな反論には、屈せんもんね。
大丈夫、大丈夫、大丈夫ってのが、わしらの結論だもん。
根拠や裏づけなんか、ないもーーーん。
だから、独りよがりだもーーーん。
大丈夫、大丈夫、大丈夫。
絶対に大丈夫。
どんな時にも、自分に都合のいい時だけじゃなく、どんな時でも、嬉しい、楽しい、幸せ、愛してる、大好き、ありがとう、ついてる。
わし、自分の都合のいい時や、なんかもらった時だけ、ありがとう、言うの得意なんだけどなーあ。
さあ、わしの真似しよな。
一人で抜け駆けして、出世したら、あかんどおおおおお。
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