サーシャ親父の独りよがり日記
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2006/10/26(木) 大丈夫
「富貴も淫するあたわず。
貧賤も移すあたわず。
威武も屈するあたわず。
これをこそ大丈夫という。」

いかに、富貴の快楽をもってしても、その精神を堕落させることはできない。いかに貧賤の苦しみをもってしても、その志を変えることはできない。いかなる権威や武力をもってしても屈服させることができない。
こういう不屈の人を大丈夫という。

「居りてはその親しむところを視、富みてはその与うるところを視、達してはその挙(あ)ぐるところを視、窮(きゅう)してはその為さざるとことを視、貧してはその取らざるところと視る。
五つのものをもって、これを定むるに足る。」

2006/10/20(金) 攀念智(はんねんち)
この言葉は、イエローハットの創業者で、今は日本を美しくする会の顧問をなされている鍵山秀三郎先生の本の中にでてきた言葉です。

攀念智(はんねんち)は、お経の中に出てくる言葉で、人を恨む、憎むという想念のことです。
この想念は、自分のエネルギーの全てを奪い、その人を不幸にします。

「攀」とは、登攀(とはん)に使われる言葉で、脚だけを使って登る登山と違い、手を使い、脚を使い、使えるところは全部使って、よじ登る登山の仕方です。

そのように、恨みを怨みとし、深いうらみを誰かにもつことは、やがてはその念に、もった本人が取り付かれ、その人のエネルギーを失くすことになるのです。

鍵山先生は、この攀念智という言葉を知っていたおかげで、そういう想いを、仕事やプライベートで自分に災いをもたらした人に、もたずにすんだそうです。

「口頭の聖賢、紙上の道学者」、知っていることは行動しなければ、何の役にもたたないという言葉があります。
鍵山先生は、本の中で、知っていたおかげといっておられますが、知っていただけでなく、そうしないように行動を、そのような実践をされたのだと思います。

私が、そのような素晴らしい教えを、実際の行動に移すことができるかどうか、わかりません。
でも、私は、知っています。
この攀念智という言葉を知りました。

知ること。
知らなければ、行動も実践もありません。
ここからがスタートなんですよね。

2006/10/12(木) 理不尽な世界
嫌な、苦しいことが起こる。
そして、人は、それを忌み嫌う。
サーシャなんか、その典型。
それなのに、自分の事は、3メートル上の棚において、サーシャさんは、語ります。

例え、今の自分には分からなくても、天の神様は分かっている。
人に、不必要なことは起こらない。
全ては、必然。
世の中に、偶然はない。

あっちが100円の得、こっちが1000円の得と、人は、うろうろ歩き回る。
合理的という名のもとに、今の自分への得を求めて歩き回る。

でも、理屈に合わないことは、悪いことなのだろうか?
すべて、整理できて、わかりましたの了解が必要なのだろうか?
不合理で、理不尽な世界に、生き残る道はないのだろうか?

わしは、不便なもの、損なもの、理不尽な世界が、今、なんとなく好き。

解決できない、たくさんのものをそのまま抱えていこうって、思う。

どうですか、理不尽な世界。

一緒に歩いてみませんか?

2006/10/05(木) 知っていること
私たちには、自分が知っていることと知らないことがあります。
ま、そんな風に言うと、何当たり前のこと言ってるんだみたいなんですが。(笑)

そして、その知っていることでも、考えてみると、ほんとうに、骨身に染みて知っていること、そこまでじゃないけど大体は覚えてる、知っていること、そして、頭じゃ分かってることの、知っていること、3つがあるような気がします。

でも、知らないことは、知らないんだから、それ以外にはありません。

何かことをして、失敗する。
失敗した後に、あ、これ、こうだったじゃないと、知っていることを思い出す。
骨身に染みていることは、行動の際には、ほぼ考えなくても、その行動に反映されるので、その行動が失敗になることが少ない。

失敗して、これ、俺、知ってたのにいいいいい。
の繰り返しが、知ってることを、骨身に染みさせる。
だから、よく、失敗は成功の母なんても言われる。

ここで、一番に言いたいことは、知らないで失敗することと、知ってて失敗することの違いについて。
もし、誰かが、何で知ってて失敗したのと、非難したとする。
で、きっと、その言い方は、できないこと探しの目線からの言葉。

できること探し目線の人は、こう言う。
良かったね、知らないで失敗しても、それは教訓にならないもんね。
知ってて失敗したんだもん。
骨身に染みるに、だんだん、近づくね、と。

だから、私は思うんです。
知らないことより、知ってることの大切さを。
知ってて失敗することの大切さを。


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