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2006/11/10(金)
四苦八苦をもう一度
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すぐに忘れていまう俺は、書くことで、それを考えることにつなげたいと思ってます。
人間界にあるあらゆる苦しみのことを、四苦八苦という。
生老病死(しょうろうびょうし)の四苦。 それに、 「愛別離苦」(あいべるりく)・・・愛する人に、どうしても会うことができない苦しみ。 「怨憎会苦」(おんぞうえく)・・・憎しみ、恨む人に、必ず会わなければいけない苦しみ。 「求不得苦」(ぐふとっく)・・・欲しくて欲しくてたまらないものが、どうしても手に入れることができない苦しみ。 「五陰盛苦」(ごおんじょうく)・・・人間がもっている5つの執着する心からくる苦しみ、5陰(色、受、想、行、識)から起こる本能的欲望による苦しみ。
この4つの苦しみをたして、四苦八苦という。
そして、そこから発生した苦しみは、やがて形を変え、人を責め、世間を責め、自分を責め、不平、不満、愚痴、悪口へとなって行く。
せっかく、自分が体験した、その苦しみを、それだけで終わらせたら、もったいない。 苦しみは、鬼のように嫌な顔をして、人を苦しめる為だけの存在じゃない、悪いところを教えてくれるサインだって、良くなる為の応援団だって、1000回に1回くらいは思えるようになりたいなって、思ってます。
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