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2006/03/30(木)
武士の2番
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着物を着て歩くには、ナンバ歩きが有効な歩き方だったらしい。(甲野さんとかの本で、有名になったナンバ歩きに、ナンバ走り。)
今の一般的なランニングフォームだと、着物ははだけてぐちゃぐちゃ。 効率的には悪いのが、着物。 動くには、西洋的な洋服にアドバンテージがある。
着物を着ると、動きが美しくなる。 ふすまを開けるのも、特に女性の場合なんか、立ったままなんてしない。 きれいな動作で、ひざをついての開け閉め。
美しさは感動を生む。 この感動には、効率、非効率は関係ない。 効率の中に美しさがある場合もあるし、非効率の中に美しさがある場合もある。
若さがアドバンテージを持たない社会では、若さは未熟、未完成の同義語。 今でも、このワインはまだ若いとか、サーシャさんはまだ若いとかのように使う。
若いもんが何かできなくて当たり前、失敗して当たり前。 長所、短所もひっくるめての、未熟さ。
だからわし、お子への言葉として、いい所を褒めましょう、長所を褒めましょうとか言って、その言葉への感性がないと感じられる場合は、カチンとくる。
いい所も悪い所もひっくるめての若さ。 そんな風に思う。 だから、全部、ええねーえって褒めたくなっちゃう。
わけわからんで、すんません。 ま、サーシャもまだまだ若いちゅうことで、勝手な話でも勘弁してくださいね。
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