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2006/07/08(土)
因果応報
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因果応報って、仏教用語なんかな? わからんけど、俺、これ、日本的考え方かなって、思ってた。 したら、あの物質の権化、アメリカからこんな似通ったことが、届いた。 自分の言ったこと、やったことが、めぐりめぐって、自分の子孫に影響を、いいも悪いも、因果応報が現実のものとなったという、お話。
1.ケネディ大統領の一族、本人は暗殺され、その弟のロバート・ケネディも暗殺。 そして、なぜか、その子孫は、病気、事故、麻薬中毒。 なぜケネディ一族に不幸ばっかり起こるのか、あるジャーナリストが調査を始めた。
そして、その原因を、ケネディ大統領の父親のしてきたことではないかと、結論づけた。 飲酒法時代に、法を犯し、巨万の富を築き、高利化し、会社乗っ取り、たくさんの人間を死に追いやった。 極めつけは、1920年代を暗く彩る、あのブラックマンデーの引き金を引いたことだと。
おじいさんのしてきた悪行が、のちのちまでの子孫に、悪影響を与えたのではないかと。
2.アメリカ政府が、かなり昔、家族に関する調査をしたことがあるそうです。 それは、非常に悪質な家族と、その反対の優れた家族の、血統・遺伝を追跡調査したものでした。
悪い方の家族、ジューク家。 ジュークは、1720年に生まれ、彼から6代の間に約1200人の子供が生まれる。 その内300人が赤ん坊の時に死に、310人が極貧の為収容所に入れられ、440人が病的不良(その半数が売春婦)、130人が監獄にはいるという結果で、真面目な職業に就いたのが、わずか20名という結果。
いい方の家族、エドワーズ家。 初代のジョナサン・エドワーズは、1700年代の初めに生きたアメリカの代表的な神学者。 子供の数は、1394人で、その1295人が一流の大学を卒業し、3人が大学総長、65人が大学教授、100人以上が牧師・神学者、60人が作家・新聞記者、法律家になったものが100人以上、なかには副大統領、上院議員になったものもあり、それぞれ社会の人から尊敬を受ける地位についているという結果。
中国の古典にも、『積善の家、必ず餘慶(よけい)有り、積悪の家、余殃(おう)有り』という言葉があります。 良いことも、ある事も、子孫に影響を与えるということです。(慶はいいこと、殃は悪いことです)
日本だけなく、何千年の昔から、この「言ったこと、やったことが、めぐりめぐって、自分に帰ってくる」のは、厳然とした事実です。
だから、せめて、徳が積めないわしは、邪悪なものを自分からは、出さないようにしたいです。 (ほんでも、たまには、でちゃうんだよなーあ)
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