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2007/12/05(水)
師走
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あっという間に、１２月。
年々、時間の経過が早くなる、などとありきたりのことを言ってみたりする。
ほんの数年前から、年賀状をパソコンで印刷できなくなった。
みなさんに助けて頂いて、何から何まで面倒を見て頂いて、ようやくありがたさが理解できた。
いや、いまでも本当は理解できていないかもしれない。
でも、できたふりをしようと思った。
そうしたら、以前はパソコンで印刷するのさえ、面倒くさかった年賀状が、どうしてもたいしたことない偽物の気持ちだけど、表したいって思った。
そして、手書きに変えて数年。
今年も、書いている。
へたくそな字で、同じような文句の文面が続くんだけれど、手書きで書いている。
誰かに評価してもらう為じゃない、ありがとうございますの気持ちの表れなんだ。
お一人、お一人、お名前を確認しながら、お顔を思い浮かべながら、書かせて頂く。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
一度しかお会いしたことのない方からは、何もしらない自分のことを教えて頂く。
私は、相手様のことを何も知らない。
何も知らないことを、その相手様が教えて下さる。
感謝の気持ちは、ありがとうを、感謝の気持ちを、言わせて頂くことで、全部終了。
どういたしましてや、お返しの言葉は、おまけのおまけのおおおまけ。
ありがとうございます。
今日も、偽物のサーシャは、分かったようなふりをする。
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