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2007/04/24(火)
いい加減
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いい加減には、二つの意味があるそうです。 一つは、そう、わしの事。 物事を中途半端で終わらせ、ちゃんとしないことの、いい加減。
用例:サーシャって、ほんといい加減な奴だよなーあ。しょうがない奴だなーあ、みたいに使います。
もう一つが、ちょうどいいことの、いい加減。多くも少なくもなく、中間のちょうどよいことです。
用例:サーシャが、焼けたよ。いい加減に焼けたから、早く食べようよ、みたいに使います。(サーシャがうまいとか、まずいとかは別の問題です)
お釈迦様は、人に道を説く時に、その人のいい加減をみて、お話をしたそうです。 曰く、頑張ってるなーあという人には、あんまり頑張りすぎないでねと。 曰く、怠けているような人には、ちゃんと頑張らなくちゃあきませんよと。
人が、何か決め事をする時、立派な人は別として、わしみたいな「いい加減」な奴は、気持ちが極端に走る。 まったく、「いい加減」じゃない。 極端な方に気持ちがいって、それでちゃんとできなくて、落ち込む。 で、今度は、落ち込んだんで、その決め事を全然しない。で、また落ち込む。 なかなか、「いい加減」の加減が分からない。
で、分かったつもりでも、残念んんんんんんんん。 人間は忘れる動物。 その加減を忘れちゃう。 ちゅうわけで、娑婆は修行の場所じゃぞと、おばあちゃん達は教えてくれる。
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