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2007/04/28(土)
サッカーとかラクビーとか
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サッカーとラグビーが親戚のスポーツなのは結構知られてる話しで、確かイングランドでサッカーの試合中にボールを持って走り出したのが、ラグビーの始まりのように記憶しています。
どちらのスポーツも、「一人はみんなの為に、みんなは一人の為に」、「one for all、all for one」が、共通の言葉です。 サッカーというゲームは1点をあげる為に、全員が協力して試合をします。 テレビでは、ボールのある場面しか映しませんが、スタジアムに 行くと、いろいろな見方、楽しみ方があります。
FW(フォワード)のオフ・ザ・ボール(ボールがない時)の動きを中心に見たり、キーパーのポジショニング(位置取り)、DF(ディフェンダー)、MF(ミッドフィルダー)のオフ・ザ・ボールや、パスをだした後の動き、バックスの攻撃参加の仕方、時には審判の動き方など、観戦する人間の見方によって、いろいろな楽しみ方があります。
1点の取り方にも、いろいろな場面があります。 バックからパスをつないでの美しいゴール、キーパがぼけて、スローインを後方にしてのオウンゴール。 お、お、お、お、こりゃあ1点になるなという1点から、あっというまの1点まで、点の入り方は千差万別。
人間の人生のようです。
ボールを前に運ぶ場合でも、いったん後ろに戻してからの方がいい場合がたくさんあります。 考える時間がたくさんあるスポーツ、それがサッカーです。
そして、ラグビーなんかは、ボールを前に運ぶためには、後ろに投げならが前に運ぶ、なんと人間らしいスポーツでしょうか。 後ろに、後ろに、一個のボールを仲間に渡しながら、前に進んでいく。
無駄をたくさんする。 汗をたくさんかく。 効率、効率を求めない。 これが、サッカーであり、ラグビー。
役に立つこと、役に立つことと、効率、結果ばかりを求めすぎるのは、なんか心が殺伐とするような気がします。 役に立たないこと、無駄をたくさんすることが、人生を、心を豊かにするような気がします。
ほんだから、サッカー、やめられまへんなーあ。 こんど、5月6日、鹿島スタジアム、うちのチーム、試合前にピッチでゲームをさせてもらえることになりました。 はだしで、芝のピッチにおります。 5月6日、アントラーズ、勝ちます。
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