サーシャ親父の独りよがり日記
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2007/09/15(土) 一期一会について
色々な人が、色々な言葉で、出会いの大切さを説きます。
縁の大切さ、一期一会など俺はどれくらいわかっているのでしょうか?
仏教の言葉にも、「同席対面五百生」と、出会いは出会う500代前から決められているくらい、かけがえのないものなのだとあります。

自分は、知っている人は知っている坂田道信先生に触発され複写はがきの実践を行っているつもりです。
ところが、私の自分の都合のいいものにしか反応しない心の癖は、そこにもあらわれます。
この人は、一度お会いしただけだから、もうお顔も忘れているから、どうもお付き合いするのは・・・だからと、色々な自分に都合のいい理由をうまく見つけます。

そして、自分は実践を行っているつもりと、一人悦にいっています。
考えてみると、自分は挨拶も人を選びます。
できているつもりだったはずの挨拶も、実はろくにできていないことが分かりました。
挨拶も、あの人は嫌い、この人はどうもと、人を選びます。

できるということは、「いつでも」、「どこでも」、「誰にでも」が、できるということだと教わりました。
もちろん、そこへある程度のTPOは入りますが。

挨拶もできず、ご縁も、出会いも大切にできていません。

俺は、「小才は、縁に出会って・・・・・・」などと、ご縁の大切さを、書いたり、いい気になってしゃべったりします。
でも、ほんとうは、いつもあるフィルターを通してしか、人とは交わることができません。
自分の都合のいいものというフィルターを通してです。

毎年、台風の被害にあわれる沖縄の老人が言いました。
「自然は、いいものも運んでくるんだから、悪いものだって運んでくる。」、哲学者の言葉のようだと、自分は聞きました。
江戸後期の佐藤一斎先生の本の中に、「太上(素晴らしい人)は天を師とし、その次は人を師とし、その次は経(本)を師とす。」という言葉のような発言です。

感謝は、ほんとうのゆるぎない感謝は、自分に都合のいいものだけに感謝するのではく、自分に都合の悪いものにも感謝することのようです。
そうできれば、ゆるぎがありません。
ものごとに、一喜一憂する必要がなくなります。

すべて、よいことなんですから、ただ、ありがたいを感謝の気持ちがおきるそうです。

俺は、なるほどね、確かにそうだねと、年々実感が強くなりますが、その世界は常に川の向こう側です。
たまに、向こう岸が近く見えたりしますが、気がつくとはるかかなたの遠くにあります。

というわけで、今日も川を渡るための筋肉を鍛える為、鉄下駄、鉄パンツ、鉄シャツのサーシャさんなのでした。


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