|
2008/12/18(木)
ルソーの文章から
|
|
|
フランスの哲学者、ジャン・ジャック・ルソーの文章にすばらしい言葉を発見しました。
「人間は誰でも、王者であろうと大富豪であろうと、生まれるときは裸で貧しく生まれて来、そして死ぬときにも、裸で貧しく死んでゆかなければならない。 このしばらくの中間に、さまざまの着物を着る。 女王のような華やかな着物、乞食という衣装、僧服、金持ち、社長、美人、さらには主義とかうぬぼれとか劣等感とか。 すべて衣装。 ほとんどの人が、この衣装ばかりに目をうばわれて一生を終わる。 すべてを脱ぎ捨てて裸同然の私自身をどうするかを、まったく忘れてしまっている。」
凡人の私は思ってしまう。 幸せの中身ってなんだろうなって。 負けるより勝つ方がいいような気がする。 貧乏よりお金があった方がいいような気がする。 病気より健康の方が幸せの気がする。 失敗より成功の方が幸せのような気がする。
時は過ぎ、物はうつろう 若さは老いへ 愛が憎しみに 憎しみが愛に 損も得はひとつの裏表なのかな? 愛と憎しみもひとつことの裏表なのかな?
今日もどっかで聞いたようなことを 言ってみる
|
|
|