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2008/12/03(水)
覚えておきたい詩
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私の尊敬する東井義雄先生の数多くの詩から、「心のスイッチ」という詩を覚えておきたいと思っています。
心のスイッチ
人間の目は ふしぎな目 見ようという心がなかったら 見ていても見えない。
人間の耳は ふしぎな耳 聞こうという心がなかったら 聞いていても聞こえない。
おなじように先生の話を聞いても ちっとも聞こえない人がある。 ほんとうにそうだと 腹の底まで聞く人もある。
同じように学校に来ていても ちっともえらくならない人がある。 毎日ぐんぐんえらくなっていく人もある。
今までみんなから つまらない子だと思われていた子でも 心にスイッチがはいると 急にすばらしい子になる。
心のスイッチが人間をつまらなくもし すばらしくもしていくんだ。 電灯のスイッチが 家の中を明るくもし、暗くもするように。
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さてさて、わたしの目は、耳は、心のスイッチはどうなのでしょうか? いつも、自分、自分が問題なのです。 なんて、わかっているつもりなのですが、どうなのでしょうか? 煩悩に悩まされ続ける自分、それが自分らしさなのか?
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