サーシャ親父の独りよがり日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2008年2月
前の月 次の月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29  
最新の絵日記ダイジェスト
2010/04/21 平安時代以前j
2010/04/13 コスプレ
2010/03/27 ジャズ
2010/03/17 歌垣の王女
2010/03/13 奈良時代以前

直接移動: 20104 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 月 

2008/02/06(水) お母さんの請求書 byグルエンベルグ
ある日曜の朝のことです。
ブラッドレーは、朝食のテーブルに着くと、お母さんのお皿の上にていねいにまいた一枚の紙をおきました。
お母さんは、まいた紙を手にするとするすると開きました。
その紙には、次のように書いてありました。

     せいきゅう書
お使いちん・・・・・・・・・・・50セント
パーティのとこのるす番ちん・・・50セント
庭のはきちん・・・・・・・・・・50セント
弟のおもりちん・・・・・・・・・50セント

     合計         2 ドル

お母さんは、にっこりわらいましたが、何も言いませんでした。
そして、お昼の時間がきたとき、ブラッドレーのすわっているテーブルの上に、2ドルをおいたのです。
ブラッドレーは、そのお金を見て大よろこびです。
けれども、そのお金といっしょに、もう一つ、小さな紙がおりたたんでありました。

     お母さんのせいきゅう書
病気になったときのかん病代・・・・・・0セント
シャツやくつ下のせんたく代・・・・・・0セント
毎日の食事代・へやのそうじ代・・・・・0セント
生まれてから今日までのおせわ代・・・・0セント

ブラッドレーの眼には、なみだがいっぱいあふれました。
そして、お母さんにかけよるともらった2ドルをわたして、『お母さん、ごめんね・・・』と言いました。

*********

お母さん、お母さんって言葉には、それだけでなんか優しい響きがあるような気がする。さーしゃおくそおやじ、サーシャおくそおやじ、それだけでなんかげええええな響きがあるような気がする。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.