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2008/04/23(水)
ワーキングプアー
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最近たまにテレビとかで、ネットカフェ難民とかの言葉を聞きます。それには、最近の働き方の問題があるみたいですね。 驚いたことに、博士号を取得した高学歴の人たちにも、このワーキングプアーの問題は切実なものがあるみたいだという文章も読みました。
まったくのわしの偏見なんですが、派遣の仕事ちゅうのは、昔は人寄せ、ピンハネといい、ある稼業の人たちの仕事で、堅気の人が手を出すような仕事じゃなかった気がします。 それが、大手をふって派遣とか、口当たりのいい呼び名に変わっている。 もちろん、需要と供給の問題があるんで、派遣業の人たちばかりが悪い訳じゃなくて、利益の為にそういう働き方を是とする企業の存在もあるわけです。
これも勝手な思いこみなんですが、これって、日本社会が長年培ってきた日本文化の崩壊があるような気がします。 いじめ、不登校、家庭内暴力、引きこもり、虐待等の教育の諸問題、ニート、大人のうつ、自殺者の増大の問題。 これらすべては、同じねっこをもつ問題のような気がします。
目に見えるものよりも、目に見えないものを大切にする。 「物をして物たらしむる物は、物にあらず」という荘子の言葉を、なんとなく分かる空気が充満していた日本社会、日本文化。
そんなものの崩壊にこそ、すべての原因があるような気がします。 日本には、日本の政治システム、民主主義、宗教、日本なりの資本主義が必要な気がします。 んなこと、凡人のわしが言ってもしょうがないわけで、わしは、わしにできることを、一つひとつゆっくりとやっていきます。
口先おやじのわしは、100言って、10しかできません。 で、わしの場合、言わんと、1しかできません。 100やって、10言うなんて離れ業、それが最高だと知ることだけは知ってるんですがあああああああ。
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