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2008/05/07(水)
忘れちゃう
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最近、世間の人々というのは、年をとると忘れっぽくなるという話を聞きました。 わたしの場合は、たぶん年のせいではないでしょうが(なにしろ元20歳なので)、忘れっぽさが目立ちます。
灰谷健次郎さんの本を読み、感動して涙をながしたのに、その感動も、今は昔、・・・・・・。 ま、わしの場合はただ涙腺が弱いだけで、感動の浅さが原因なんでしょうね。 この「浅」、私の名前の一部なんです。 ほんと、名は、体を表すですね。(笑)
とにかく、本物、深い、のは他の方にまかせて、サーシャはサーシャらしく。 にせもの、浅く、忘れて行きます。
昔むかしのその昔、泣けて、泣けてしかたなかったことがありました。 この辛さが、癒えることはないだろう、笑顔が戻ることはない、永遠に辛さが続くように思えた時期がありました。 でも、その辛さも、人、物、自然、時間の皆様が癒してくれました。 忘れる、悪いことばかりじゃないような気がします。 人生は、あざなえる縄のごとし。 「忘れるさん」、これからもよろしくお願いします。
「忘れるさん」とのお付き合いの為に、坂村真民先生の詩を心にとめたいと思います。
「しばられない」 国家にも しばられない 金力にも しばられない 権力にも しばられない 愛にも しばられない 憎にも しばられない 地位名誉にも しばられない そういう人間でありたいのだ
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