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2008/06/25(水)
サッカーから
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ラクビーでも使う言葉かもしれませんが、 One for All、All for one. 一人はみんなの為に、みんなは一人の為にという意味ですね。
でも、少年サッカーでは、いや少年というカテゴリーだけではないかもしれませんが、この言葉が虚ろに響く時がよくあります。 フォワードポジションのプレヤーは、シュートを何本打とうとナイスシュートと声をかけられ、枠にも行かないシュートでも、オッケーオッケーどんどんいこーなどと声をかけられたりします。 もちろん、買わない宝くじは当たらないわけで、打たないシュートは点になりません。
その反面、バックス、キーパーは、9本ナイスセーブをしようと、1本決められたら、ブーイングされたりします。 その手でいけば、フォワードは、決めて当たり前、はずしたシュートごとになにやってんだよと、非難される事になる訳です。 ま、そうなると前のポジションの人間は、打つことを恐れるようになるわけで、それでオッケーオッケーどんどんいこーとなるわけです。
例えば、シュートが決まって1点になった時、何より嬉しいのは決めた本人です。 だから、私は、決めた本人より、それにパスした人間、そのパスした人間にパスした人間を、バックス、キーパーを褒めるようにします。 でも、時として嬉しさのあまり、それを忘れ、決めた人間を褒めちゃったりします。 ほんと、口先、口ばっか人間サーシャです。
無駄な動きをし、こないパスの可能性を求めて、攻め上がり、味方にスペースを作るためにダミーの動きをする。 見に目えない動きがたくさんあります。 サッカーというゲームは、ボールのあるところは、あくまでゲームの一部。 もちろん、重要な一部ではありますが、それでも一部にしかすぎません。 だから、人生なのです。 ぜひ、プロの試合と言わず、生の、グラウンドレベルでゲームを見て下さい。 ゲームの中に、人生があります。 これこそが、世界のスポーツ、サッカーなのです。 ビバ、フットボール、ビバ、サッカー。
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