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2008/07/25(金)
ボブ・ナイト
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おそらく相当スポーツ好き、しかもバスケット好きじゃないと日本人には馴染みのないボブ・ナイトさん。 大学バスケットボール界で、50年以上トップコーチの座に座り続けています。 そんな彼が、大学バスケに縁がなかった才能を見出そうとする テレビの企画番組をたまたま見ちゃいました。 ボブ・ナイトがどれほどの人間か、もし知り合いにアメリカ人がいたら聞いてください。
その番組の最終回をたまたま見ることだできました。 スカパー、さすがだなーあって、その時思いました。
大人数 → 16人 → 12人 → 8人 → 4人 → 2人みたいに減っていって、最後の一人を選ぶことになりました。 どちらの選手も甲乙つけがたく、ボブ・ナイトコーチもほかのコーチ達も選ぶのに苦労していました。 その中でボブ・ナイトさんのこんな言葉
「コーチの好みやその選手の態度なんかで選ぶんじゃなく、そのチームに、うちのチームの一番の助けに、役に立つ選手を選ぶようにしたい。」 が、とても印象に残っています。
私はばかもんなんで、例えば、誰かが苦しんでいる時、その表面上の態度、言動を問題にしてしまいます。 投げやりな態度、粗雑な言葉遣い。 そんなものに触れると、 問題の本質を忘れ、つい、その態度はなに、なんて言葉遣いをしてるんだと、言ってしまいます。
ボブ・ナイトコーチのあくまでも本質を忘れない言動、やはり、バスケ界のカリスマ、ただものであろうはずがありません。
結局最後の選択の基準になったのが、ノートでした。 このセレクションの最初、全員にノートが渡され、彼の大学のチームもそうするそうですが、コーチの言葉、自分の気づいたこと、練習での注意など、色々な事を書き残し、それを勉強の材料にするように言われました。 片方の選手は、それを守り、もう片方はそれを無視。 それが、明暗を分けました。
一冊のノート。
ここからも私たちは、学ぶことがあるように思いました。
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