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2006/01/02(月)
ニューイヤーコンサート
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毎年ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの中継を楽しみにしているんですが・・・今年のマリス・ヤンソンスという指揮者は最高に楽しめました。随所に隠された趣向も楽しかったし、ダイナミックで陽気な指揮ぶりも、見ていて楽しく、また昨年の指揮者とは対称的で、盛り上げるところは盛り上げきってくれて、聞いてるほうもなにかこう「すっきり」させてくれるかんじでした。 選曲も普段聞きなれない曲が多かった〔「ウィーンかたぎ」とか代表的な曲が少なかった〕けれど、陽気なパワーと演出で退屈させないで聞かせきる・・・という技を見せてくれたかんじでよかったです。
ポルカが多く最初っから最後までアップテンポで飛ばしまくってフィニッシュ。オオトリのラデッキーマーチでは、観客の手拍子も「打楽器パート」の一部にしてしまう観客参加型に、きっとオーケストラと観客が一体になって演奏している感覚を観客も味わうことが出来て観客側も大満足だったんじゃないでしょうか。音楽の演奏する楽しさを「聴く側」にもわけてくれる指揮者だったかんじがします。 満足満足。
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