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2006/10/22(日)
チャングム
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先週見そびれて、昨日は見れました。
なんだか・・・あの宿敵「チェ一族」が「崩壊」した時点で、チャングムも終わっとけばよかったようなかんじがいたします。
ただ、あの「チェ一族の崩壊」でドラマが終わっちゃうと、ひたすらチャングムは「復讐のためだけに生きてきた女」になってしまうので
「医術も凄いし、人徳もある」
ってことにしたくて、スト―リ―をつづけてるのかなぁ〜と。 しかも、この先「王様と恋人」の二人がチャングムを巡って奪い合うような展開・・・・
「医術も凄いし、人徳もあって、女の魅力も凄いんです」
というところに行きたいのかもしれない・・・と。
まあ、世の中おんなが一芸に秀でると「おっさん化」していく場合が多いので。 精神的おっさん化はしかたがないけれど、それが「外見に及ぶ」場合も多い。
なのでチャングムのように優秀な女性には、アメリカ社会ではわざと「セクハラじゃなかろうか」と思うような言葉で、「女性の面を強調するのがマナ−」というのを、聞いたことがあります。
「ハイ!クリス女史! 今日もセクシ―だね」
という挨拶が
「うふふ。当たり前よ」
と切り替えされて帰ってきた場合は「挨拶成功」
「なにこの人!!いやらしいっ!!」
となった場合は「セクハラ訴訟」行き・・・・。
ビジネスライクで気さくそうなアメリカ社会も、日本以上に気苦労がありそうです。
脱線しましたが・・・・
チャングム・・・・そういう意味で、「仕事と復讐の鬼チャングム」にしたくなかったのはまあわかるんですが、主人公の女性があれだけ「やさしげな美人」なんだから、もうしつこい説明はかえって「蛇足」な気がしました。
もう十分にチャングム役の女優さんの「美人でやさしげ」っていう外見が「仕事と復讐の鬼なだけの女じゃないのよ」と物語っている気がするので、やっぱり「チェ一族」が滅んで、ハンサングンさんや、お母さんのチャングムに託した思いを達成した時点で「恋人役人ミ・ジョンホ」と駆け落ちでもすればなんかもっとあっさり仕上がった気がいたします。
やっぱり「後味さっぱり。きれがいい。」っていうのを好むのは「和食テイスト」なんでしょうか。
ちょっと後味「こってりしすぎ」で胃がもたれそうな展開で残念。
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