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2006/12/10(日)
硫黄島
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クリントイーストウッドの「硫黄島からの手紙」で硫黄島が注目されてるみたいですが・・・昨日、テレビドラマの方を見ました。 藤達也が硫黄島の司令官で、「海猿1」の時にまっさきに事故死したひと(名前がわからん)とでてました。海軍の航空部隊ってことで「空猿」? まあそのへんはいいとして・・・。
終戦日8-15のクーデターというのはあまり知られてない事実なんじゃないかな〜と思います。 天皇がポツダム宣言を受託して、敗戦を決め玉音放送のレコードを国民に流すときに、軍部内では、依然「戦いを続けて玉砕するのだ」という声が静まらず、8-15にクーデターが起きて「国民に敗戦を知らせまい」とする動きがあったんですね。 「天皇陛下万歳」といいつつ・・・天皇のいうことなんか聞いちゃいなかった軍部。 なんか強烈に「集団自殺願望」のひとが上層部にいたようですね。しかも若者をやたら「自決」させたり、へんな魚雷に乗せてみたり・・・。
だから穏健派な市丸さんのような方は一番の激戦地にやられてしまったかんじ。 実際「大戦」直前の軍部は「暗殺」「クーデター」の繰り返しで、穏健派が随分殺されているんですね。 永田鉄山もその一人。
こういうのはテレビでも映画でもやらないので、書籍を読むしかないです。
ところで硫黄島の犠牲者は2万人とか・・・ 戦争をしていないはずの日本の年間の自殺者が3万人・・・
どちらも痛ましい数字です。
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