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2006/04/19(水)
ハウスダスト
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ハウスダストって言葉はわたしは一種のドクタ−ハラスメントだと思う。
突然何を言い出すかといわれるかもしれませんが・・・・
医者からアレルギ−の原因として「ハウスダスト」という言葉が出るたびになにやら間接的に
「俺は家の中の塵は微塵もゆるさん男である。主婦たるもの、家の隅々まで徹底的に掃除してご主人さまをお迎えせよ」
といわれているようで嫌〜な気分になるのであります。
実際、友達の中にだんなさんがそのタイプで大手企業のエリ−トさんだった(過去形)方がいました。その旦那さんは窓辺を指でなぞってホコリが指につくようなら怒ったそうな・・・。で・・・友人はいつもピリピリしていましたが、その旦那さんがリストラされて子会社に移ったとたんに離婚。爆 まあ・・・こんな細かい嫌なやつとは金があるから我慢もしてきたのであろうよ・・・と、とてもわかりやすい結末でした。
まあその話は置いといて。
とにかく「ハウスダスト」なんてアレルゲンで血液検査して出たからってどうすることも出来ないのに、なんで「科学者であるはずの医者」が「ハウスダスト ハウスダスト」というのかわかりません。
第一「ダスト」なんざ、家の中より学校や駅や会社や・・・およそ土足で歩き回っている屋外には必ずあるわけで、ハウスダストを排除する・・なんて言い出したら、そりゃ「無菌室」にこもって玄関には外からのダストを遮断するエアカ−テンを設置し、室内には空気清浄機を設置してホコリはすべてシャットアウトする・・・ということでなくては意味がない。 そんな生活・・・不可能です。
なんでいきなりハウスダストの話かといえば、息子が喘息の発作を久しぶりに出したので本日病院にいってきたのが事の発端。
そこでドクタ−がアレルゲンの話をして、「ハウスダストかもしれないから家のなかを良く掃除して。」といいつつ息子には「君はしなくていいよ。喘息が出ちゃうからね」といったので私的に怒りの琴線にもろに触れたわけです。
馬鹿いってんじゃない。喘息が出ようがなんだろうが自分の部屋は自分で掃除せい!!
というのが私の方針である。
それとも何か?お医者さまの母親はみんな 「ああ***ちゃんはお掃除なんかしなくていいのよ。それはママのお仕事ね。***ちやんはお勉強だけしてくれればいいのよ」 という母親なので
「掃除など余はせぬのじゃ。掃除は女がすればよい」
という殿様医者が増えるのだろうか。
んじゃ・・・女医さんはどうしたらよいのだろう。
女医さんと男医さんが結婚した場合は掃除はヘルパ−を雇ってやってもらうのだろうか。
いろんな意味で複雑な気分になりました。
ってか・・・うちの息子は医者にもエリ−ト様にもならないのが解っているので、部屋の掃除も皿洗いもさせてます。
しかしながら、今度のかかりつけはこの「殿様ドクタ−」なのでなんだかなぁ〜。
ちなみにハウスダスト問題は・・・小児喘息疾患の子供をもつ母親は一度は神経質になる問題。私も通ってきた道でした。
先輩ママさんの中には
「家を全部フロ−リングにした。水の入った掃除機を買った。空気清浄機も買った・・・300万くらいかかった・・・でも・・・こうして入院してる」
と息子が入院している隣のベッドでため息をついて話してくれました。
私もその手の宣伝を見て「うちもやったほうがいいかなぁ」と悩んだこともあるけれど、その時の担当医の先生は
「そんなことをする必要はないですよ。外を見て御覧なさい。家の中よりホコリがいっぱいです。そんなことを気にしてたら、今度はホコリっぽい場所に来た・・・と思うだけで発作が起きるような精神の弱い子になってしまう。喘息は気分でも起きますから。気にしないようにしていきましょう。起きたら薬で治せばいい」
といっていました。
殿様ドクタ−とは対照的。
ただ・・・この「殿様ドクタ−」は肝臓の専門医なので、薬を長期服用する治療がお嫌らしい。う〜ん・・・この辺りはやはり専門医だけのことはある・・・肝臓に負担のかかる薬物療法より、極力アレルゲンを排除して薬を使わないでいきたい・・・という方針もわかるのですが・・・
さて・・・リスクとベネフィット・・・どうしたもんかと思います。
ここはムキにならず話半分に聞き流すが得策かな。ってかなりムキになっちやいましたが・・・(^^:)
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