泉照(杉崎しをり)「店番」日記
水墨画作家「あとりえ泉照」はのんびりですが営業中
http://www.netlaputa.ne.jp/~senshow/
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2006年4月
前の月 次の月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
最新の絵日記ダイジェスト
2023/08/13 本人です。
2021/02/25 YouTube動画
2020/10/14 久しぶりに更新しました。
2020/09/14 絵本「猫から聞いた話」出版しました。2
2020/08/25 絵本「猫から聞いた話」出版しました。

直接移動: 20238 月  20212 月  202010 9 8 7 3 2 1 月  20182 1 月  20179 5 月  20168 月  201511 月  20147 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 2 1 月  201212 11 8 7 6 2 1 月  201111 10 月  20104 3 月  20097 月  20088 7 6 5 4 3 2 1 月  200711 10 9 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 月 

2006/04/19(水) ハウスダスト
ハウスダストって言葉はわたしは一種のドクタ−ハラスメントだと思う。


突然何を言い出すかといわれるかもしれませんが・・・・

医者からアレルギ−の原因として「ハウスダスト」という言葉が出るたびになにやら間接的に

「俺は家の中の塵は微塵もゆるさん男である。主婦たるもの、家の隅々まで徹底的に掃除してご主人さまをお迎えせよ」

といわれているようで嫌〜な気分になるのであります。

実際、友達の中にだんなさんがそのタイプで大手企業のエリ−トさんだった(過去形)方がいました。その旦那さんは窓辺を指でなぞってホコリが指につくようなら怒ったそうな・・・。で・・・友人はいつもピリピリしていましたが、その旦那さんがリストラされて子会社に移ったとたんに離婚。爆
まあ・・・こんな細かい嫌なやつとは金があるから我慢もしてきたのであろうよ・・・と、とてもわかりやすい結末でした。

まあその話は置いといて。

とにかく「ハウスダスト」なんてアレルゲンで血液検査して出たからってどうすることも出来ないのに、なんで「科学者であるはずの医者」が「ハウスダスト ハウスダスト」というのかわかりません。

第一「ダスト」なんざ、家の中より学校や駅や会社や・・・およそ土足で歩き回っている屋外には必ずあるわけで、ハウスダストを排除する・・なんて言い出したら、そりゃ「無菌室」にこもって玄関には外からのダストを遮断するエアカ−テンを設置し、室内には空気清浄機を設置してホコリはすべてシャットアウトする・・・ということでなくては意味がない。
そんな生活・・・不可能です。

なんでいきなりハウスダストの話かといえば、息子が喘息の発作を久しぶりに出したので本日病院にいってきたのが事の発端。

そこでドクタ−がアレルゲンの話をして、「ハウスダストかもしれないから家のなかを良く掃除して。」といいつつ息子には「君はしなくていいよ。喘息が出ちゃうからね」といったので私的に怒りの琴線にもろに触れたわけです。

馬鹿いってんじゃない。喘息が出ようがなんだろうが自分の部屋は自分で掃除せい!!

というのが私の方針である。

それとも何か?お医者さまの母親はみんな
「ああ***ちゃんはお掃除なんかしなくていいのよ。それはママのお仕事ね。***ちやんはお勉強だけしてくれればいいのよ」
という母親なので

「掃除など余はせぬのじゃ。掃除は女がすればよい」

という殿様医者が増えるのだろうか。

んじゃ・・・女医さんはどうしたらよいのだろう。

女医さんと男医さんが結婚した場合は掃除はヘルパ−を雇ってやってもらうのだろうか。

いろんな意味で複雑な気分になりました。

ってか・・・うちの息子は医者にもエリ−ト様にもならないのが解っているので、部屋の掃除も皿洗いもさせてます。

しかしながら、今度のかかりつけはこの「殿様ドクタ−」なのでなんだかなぁ〜。


ちなみにハウスダスト問題は・・・小児喘息疾患の子供をもつ母親は一度は神経質になる問題。私も通ってきた道でした。

先輩ママさんの中には

「家を全部フロ−リングにした。水の入った掃除機を買った。空気清浄機も買った・・・300万くらいかかった・・・でも・・・こうして入院してる」

と息子が入院している隣のベッドでため息をついて話してくれました。

私もその手の宣伝を見て「うちもやったほうがいいかなぁ」と悩んだこともあるけれど、その時の担当医の先生は

「そんなことをする必要はないですよ。外を見て御覧なさい。家の中よりホコリがいっぱいです。そんなことを気にしてたら、今度はホコリっぽい場所に来た・・・と思うだけで発作が起きるような精神の弱い子になってしまう。喘息は気分でも起きますから。気にしないようにしていきましょう。起きたら薬で治せばいい」

といっていました。

殿様ドクタ−とは対照的。

ただ・・・この「殿様ドクタ−」は肝臓の専門医なので、薬を長期服用する治療がお嫌らしい。う〜ん・・・この辺りはやはり専門医だけのことはある・・・肝臓に負担のかかる薬物療法より、極力アレルゲンを排除して薬を使わないでいきたい・・・という方針もわかるのですが・・・

さて・・・リスクとベネフィット・・・どうしたもんかと思います。

ここはムキにならず話半分に聞き流すが得策かな。ってかなりムキになっちやいましたが・・・(^^:)

2006/04/16(日) 運命の二人・・・・
はい昨日の「チャングムの誓い」でございます。

そう・・・あのチャングムの師である元ハンサングンさん(今はチェゴサングンに昇格)が、チャングムの母親の親友だったこと

そしてチェゴサングンさんにとってチャングムは親友の忘れ形見であったこと・・がお互い「甘酢」を介して知ることが出来たわけでした。

二人はお互いに駆け寄って自分達が深い縁で結ばれていることを再確認するわけですが・・・・


もともと仲のいい二人。

お互いの立場を知ったところで、これ以上どう仲良くなればいいのかなぁ・・・とふと考えてしまいました。

たとえば、チャングムとハンサングンさんがもともと仲が悪く、チャングムを追い出そうとあの手この手でしかけてくるような上司だった場合、「親友の娘であったか・・・それなら追い出すのはよそう」とか少しは手加減して仲良くなるよう努力する・・・という恩恵があったかもしれません。

でももう既にもともと黄金のバッテリ−を組んでいる二人。

今さら親友の娘であったとか、お母さんの親友だった・・・とかわかっても、体制に影響ない気がするのは私だけでしょうか・・・。(^^;)

更に結束が深まるんでしょうか・・・。

これを見てて思い出したことがひとつ。

小学校の頃の理科の実験。

「塩または砂糖をどんどんビーカ−にとかしていくと・・・ある一定の濃度になったとき、その塩または砂糖は水に溶けなくなる」
というあの実験。

二人を見てて・・・

「これ以上どう仲良くなれと・・・?」

仲良しの飽和状態・・・・

ついそんなことを思ってしまいました。

2006/04/15(土) 追突されました
といっても車じゃなくて・・・・

チャリンコで。


商店街を主人と歩いていたら、後ろからきたオバチャン(推定年齢45)の押していたチャリンコの前輪がわたしの右足のかかとというかアキレス腱のあたりにゴン!!と

真剣に痛かったので

「あ痛〜っ!!(><)」

とかがみこんだわたしに
そのおばちゃんはギロリとわたしを睨みつつ

「ごめんねっ!」

とはき捨てるように言ってさっさとさっていきました。

その「ごめんね」には
「すみません!!大丈夫ですか?!」という善意のイントネ−ションは微塵も含まれておらず、むしろ

「目の前でヨタヨタしてるほうが悪いんだよっ!フン!」
というニュアンス100パ−セントでした。

そういえば、昨日主人が電車の中で、隣に座っていた男性が、その隣の男性に足を踏まれたらしく、
「足を踏んでおいて謝らないとは何事か」
と言い出し
また踏んだ男性も
すなおに謝ればよいものを
「わざと踏んだわけじゃない」
とかと言い訳をしたものだから、踏まれた男性は更に激怒して自分の隣で大騒ぎになっていて怖かった・・・

といってましたが

このおばちゃんのように確かに「ごめんね」とは言ってますが
謝りャいいってもんでもないんであります。怒

「こんなムカツク謝り方をするとは何事か」
と、その「足を踏まれて怒りまくったという男性」に「このおばちゃんにもひとつ小一時間ほど説教してほしい」と依頼したい気分でした。

まったくもって不愉快・・・・。(--)
だいたい人通りの少ない早朝や夜ならともかく、週末で人の多い仲見世商店街のなかをチャリンコで入ってくるっていうのが非常識。

ほんと−に不愉快・・・・。(--)

2006/04/14(金) ベンチで休んでいたら・・・
買出しの最中、少々脈が上がってきてしんどくなったので・・・ス−パ−の中の休憩所のベンチに座って休んでいると・・・

目の前にある階段から、1-2才くらいの女の子がよちよちと、こちらにむかって降りてきました。その子のお母さんは両手に荷物をもって女の子より少し早く降りてきて・・・

よちよち一歩ずつ恐々手すりにつかまりながら降りてくる姿がかわいらしいな〜と見ていると・・・わたしの隣にすわっていたオバサン(推定年齢65-6くらいかな)が

「かわいいわねぇ」
というので
「そうですねぇ」
とこちらも相槌をうつと・・・

「あのね・・・あたしも赤ちゃん産んだんだけどね・・・・とられちゃったの」

と突然そのオバサンは私に話し出しました。
「とられちゃった・・・って誘拐ですか?」
とわたしもとっさに聞いちゃったんですが・・・

「ううん。ちがうの。わたしね。帝王切開だったのね。で帝王切開だったから、お前じゃ赤ちゃん育てられないだろうって・・・つれていかれちゃったの」

というんですね。

私は、まあよく昔は嫁ぎ先の家に後継ぎだけとられて体調の悪いお嫁さんだけ返されてしまう・・・というようなこともあったらしいので、その一種かなぁと思い
「だんなさんのお宅につれていかれちゃったんですか?」
と聞くと

「そうじゃなくてね、天皇のおじいさん」







「?」

今・・・なんておっしゃいました?


「天皇のおじいさんがきてね、つれていっちゃったの」

おばさん・・・じっと私の顔を見詰めながら真剣にそういいました。

マズイです。「そのテのひと」だったみたいで・・・最初からちょっとヘンだなあ・・・とは思ってましたが・・・・テキメンにヘンでした。

「天皇のおじいさんが来て赤ちゃんをつれていった」
といっているので

しかたなく
「そう・・・それは酷いことされましたね」
というと

「そうなの。」

と。

更に

「それでね・・・赤ちゃんは一人じゃなかったらしいの」

というので

「ふたごだったんですか?」
とわたしが聞くと

「15人いたの」

と・・・・

わたしは唖然としましたが

「そう・・・それはちょっと多すぎたね」

というと、そのオバサンは深くうなずいて

「そうだったの。」

といって去っていきました。


この会話はいったい
なんだったんだろう・・・・と。

木の芽時の風物でしょうか・・・・。
不思議なひと時でした。

それにしても・・・「天皇のおじいさん」って・・・・
今上天皇を基準として考えると「大正天皇」
昭和天皇を基準として考えると「明治天皇」ってことになりますが・・・

万が一このオバサンが民間にいらっしゃる旧宮家関係の方だとしても・・・「天皇のおじいさん」はこのオバサンが出産したときには亡くなっております。
なんで赤ちゃんを連れ去ったのが「天皇のおじいさん」でなくてはいけないのか・・・

きっといろいろな事情があったんでしょうねぇ・・・で・・・彼女にとって一番納得いく説明が「赤ちゃんは15人うまれて、帝王切開後は育てられないだろうからと天皇のおじいさんが来て連れ去った」だったのかもしれません。


ほんとに不思議な会話でした。

2006/04/12(水) 遅延の理由・・・・・
昨年の3/31に我が家は新横浜附近からここ横須賀へと引越してまいりました。丸一年が経過したわけですが・・・・

高校生の息子は県立高校に通っていますが、転校・編入はせず、そのまま新横浜方面まで「ここ横須賀」から通っております。

で・・・横須賀線を利用しているんですが、横須賀線・・・とにかく人身事故が多い。

中央線とタメなんじゃなかろうか・・・と思うほど多い。
で・・・そのとばっちりを受けてしょっちゅう学校を遅刻するんですが、遅延証明を発行してもらうものの・・・その理由が凄い。

「赤羽で人身事故のため」(赤羽で起きた人身事故が横須賀にまで及んで遅延)
「外房線で人身事故のため」(外房線外回りで起きた事故が横須賀にまで及んで遅延)
「千葉のストにより」(千葉で起きたストライキが横須賀にまで及んで遅延)

「脱線のため」(車庫内にて車両脱線)

息子はいちいち学校の先生たちに疑いの眼で見られるそうで・・・
「千葉のスト」の時などは「なんで千葉のストでお前が遅れるんだ!」
という先生の質問に、息子も
「自分もわからないっす」
というしかなかったそうな・・・。

そして遅延理由「脱線」の時は
先生に「ふざけるな」と叱られたとか・・・確かに「脱線」なんて・・
「嘘をつくにも大概にしろ」
といいたくなるかもしれないんですが
コレ・・・
嘘じゃない。

翌日先生のお子さんが横須賀方面の学校に通学していたことから、
「確かに脱線事故があって学校の生徒がみな遅刻した」
ということが解って息子の身の潔白が保たれたんですが・・・

「もう俺・・・まるで狼少年・・・・。ふざけてるよな・・・脱線だぜ?ありえねぇ-し」
と。

実際わたしも「外房線人身事故により遅延」ってやつに日曜日巻き込まれて
「なんで外房線の事故で横須賀線が遅れるわけ!?」とブチ切れました。

要するに「乗り入れすぎ」てるのでこういうことになるみたいです。

わたし自身横須賀と横浜がこんなに離れているなんて引っ越すまで知りませんでした。(もともと東京の人間なもんで)

港のヨ−コよこはまよこすか〜♪
という歌のイメ−ジが強かったせいか、横浜の隣はすぐ横須賀かと思ってたら、違うんですね。

港のヨ−コよこはま「厨子」「鎌倉」「葉山」横須賀〜♪

が正解。

2006/04/09(日) この土日は・・・・
何がなんでも外出(いえ・・その近所に買い物とかじゃなくて、東京まで出なくてはいけない用事)しなくてはいけない用事があったので、とにかく不整脈を抑えなくちゃならん!と山ほど薬のみつつもなんとか日程をこなしてホッとしているところでございます。(ああ・・・こんなに薬飲んで、心臓はいくらか治まってますが、肝臓が心配・・ああ・・・涙)
今度の外出は4/29の文人画府銀座展初日予定です。

こんな私を息子らは「引きこもり」と馬鹿にします。

あの〜「引きこもり」と「出不精」ってのは似て非なるものでありまして・・・。なんでもかんでもそうやって「病名」みたいに言ってりゃいいわな。まったく。

家の中で家の中の仕事や在宅で仕事をしている自営業主はみんな「引きこもり」として「悪」で元気に外に働きに行く人が「善」とは限りません。

「頼むからお前は出てきてくれるな」と他人や同僚に迷惑かけてるタイプってのもいるわけで。
占いの仕事とかしていると、「八つ当たりされて困る。」「職場がその人のせいでいつもピリピリして・・・」と疲れ果ててこの手の相談にいらっしゃる方がとても多い。
占いなので大抵
「その人・・・人事異動になりますか?」
「辞める予定ないですか?」
ってなかんじなんですが・・・。

しかし残念ながらそういう人は絶対「引きこもらない」んですね。
こっちのほうがまわりを深刻にするのに特に総称した呼び名がない。
「出ずっぱり」とか・・・。
とにかく一時として家にいられない・・・平日は会社、休日は外出・・・周囲がこの落ち着きのない性格に振り回されてしんどくなる・・・「出ずっぱり」な人々・・・・
と社会問題には不思議とならない。

引きこもって大人しくしてて、それで社会が機能できて、本人も生活していけるなら、他人がとやかく言う問題じゃないと思うんですが・・・

どうなんでしょうか。

2006/04/04(火) どうにもスッキリしないので
不整脈がこのところ続いていてどうにも止まらず外出がしんどかったので、バイトに行くという息子についでに薬をとりに行ってもらいました。で・・・月代わりなので診察券と保険証をわたしておいたつもりが・・・
帰宅してきた息子が「はいよ」と返してきた診察券と保険証はわたしの診察券と息子の保険証という組み合わせでありました。

事務の方はじめドクター・・・とっさの対応(融通)感謝です。
元気になった暁にはちゃんと自分の保険証もっていきます。

って・・普通具合悪いピークの時に病院に行くんじゃなかったっけか。

こっちに越してきて、真剣に近所に病院がないので、今までの人生は
「具合悪い」→「病院」

でしたが

最近はめっきり
「具合悪い」→「家で落ち着くまで待ってる」→「元気になってから病院に行って事後報告」

というパターンになりました。手遅れになる典型的パターンな気がしますがどうにもなりません。

う-ん・・・年の近い友人とかの訃報の後は気が弱くなってしかたがありません。っていっても6つか7つ年上でしたが・・・。でも43-4で・・・ってのは若いよなぁとつくづく思います。

話は変わりますが・・・
迷惑メールってのがよく来ます。

出会い系の勧誘が主ですが、こないだ英文で「南アフリカに住むドクター」と名乗る男性から「ダイヤの密輸のパートナーになってほしい」というものがありました。
そして今日はなにやら「自分は****共和国からタイに亡命しているもので父親は戦乱に巻き込まれて殺された。貴方の協力が必要です。詳しくはメールを」
というのが来ました。

いずれも・・・冒頭に

sir がついてました。

わたしはイギリスから男性として称号をもらうほど偉い業績は行ったことがありません。

なんで出会い系のメールも全部
「セレブな女性がお待ちです」とか「まみで〜す。元気〜?」とかいうのばっかりなんでしょうか。

わたしを女と知っての狼藉なんでしょうか。
それとも目くらめっぽう「男性宛にして」送っているんでしょうか・・。

それにしても「ダイヤの密輸」やら「亡命者」やらが「コンタクトをとりたい」と「本物」が本当に言って来たら怖いです。

コンタクトとってどうする気でしょうか。

そういうのに関わるタイプはわたしの中のイメージではシャロン・ストーンとかブリジット・ニールセンなかんじです。

わたしとかだと、これはもう初期のころのダイハードのブルース・ウィリスみたいなかんじで、普通のおばちゃんがわけもわからず巻き込まれちゃった・・・みたいな情けないアクションものになりそうです。しかも不整脈もちなのでアクションにもならないという情けなさぶり。

そういうのは映画だけでたくさんですねぇ。

2006/04/02(日) 昨日はかなりナーバスになりましたが・・・
今日はかなり落ち着きました。

まだいろいろな気持ちが湧き上がってきますが・・・

そして普段連絡してない友人たちのことが急に心配になったりしましたが・・・

アーティストや学者や作家のような職種の人間っていうのは、普段何かに夢中になっていると「孤独」というのをほとんど感じないんですね。
一人でいても寂しさとか感じない。
むしろベタベタと四六時中関わらなきゃいけないような人間関係が苦手。
でも何かの仕事がひと段落したときに
ふとムショウに誰かと話したくなる。

ただ、相手が、何かに夢中になって取り組んでいるときに電話をしたりするのは相手の邪魔になると思うのでメールや手紙で済ませておく・・・
または、わたしのこうした「わがまま」を許してくれる人にだけ電話をする・・・
またはその人と会うために一日お互いにあける。

まあそういう「七夕さま」のような交友関係なので、電話といっても年に数回で実際もう7-8年も会ってない・・・なんて友人はざら。

だから2年も前に友人が死んでた・・・なんてことも「家の人」の都合で十分起こりうるんですね。まあ彼女の場合もともと、親からの拘束が強くて他人と電話するだけで親が不機嫌になってましたから、昨日の報告もどうもいまいち信じられないところがあるんですけれど。


「そんなの友人じゃない!」
といわれたことがありますが

こういう世界の仕事をしてる人間のほとんどはわたしのような「付き合い方」をしてると思います。

これ・・・恋人とかにも当てはまって、「占い師」をしてる時に『相手の男性』が「アーティスト」(楽器関係も含めて)系や「研究者」系だと、この「距離」に耐えられなくなる女性が多いみたいです。

猫みたいに・・・なんとなく背中でお互いの気配を感じてるだけでホッとする・・・っていうかんじが理解してもらえないと駄目です。

犬のように常に「自分に意識を向けてくれ〜」と尻尾ふられてべたべたされると疲れてしまう・・・。

わがままで申し訳ないんですが、そうじゃないと「絵」や「文」を書くなんてことは出来ないのでございます。

2006/04/01(土) BAD Joke
今日はエイプリル・フールなので・・・

悪い冗談だと思いたいのですが

友人の訃報を知りました。

ネットで知り合って、しょっちゅうメールもやり取りして
電話で長話したり・・・実際我が家に遊びに来て・・・遠方だったので
泊まって帰ったこともあって・・・

厳格な両親のもとの・・・いわゆる「お嬢様」で・・・
結婚を親に反対されて
それでも結婚して 運悪く事業に失敗して借金が出来て
親にすがったら
無理やりだんなと別れさせられて

それがもとで睡眠薬が手放せなくなったといってた

もともと腎臓に奇形があって無理をするとすぐ腎炎をおこして微熱がでる・・・という虚弱なやつで、生まれつき心臓が小さめでやはり無理ってのが出来ないわたしと彼女はすぐに意気投合した。
いろんなことを本当に知っているやつで、特に日本史に詳しくていろいろ教えてもらったこともあった。

離婚やそのパートナーの失踪などいろんな辛い体験をしてひどい「うつ」だとかで精神科に通う面ももっていたけれど
それでも私と電話で話す時はよく笑うやつで冗談も最高だった。
そして「普段笑わないから私と話たあとは腹筋が痛くなって困る」といってた。


我が家に遊びに来た後・・・しばらく連絡がとれなくなって

「大阪か東京方面に出てきたいがどっちがいいかと思ってる」
といっていたから
わたしはてっきり親元から出て頑張っているのかとおもっていた。

その翌年の暮れ彼女から手紙があった。

父親が亡くなったというものだった。

その父親の死というのが大変だったらしく、普段厳格だった親御さんだったらしいのに、亡くなってみたら不良債権が山ほど出てきて、すべて彼女が対応したり処理したりしていて更に精神的に参っていたがやっと落ち着いた・・・

というものだった。

わたしが電話をすると
ほんとに大変だった・・・と話していた。金融会社とのやり取りなどもあって、彼女の精神は益々すり減らされていたらしく
「最近は鬱剤だけじやなく精神科で精神分裂病の薬をだされている」
というので
「いったいどこが精神分裂病なんだ!!そんな薬飲む必要ないじゃないか。何処もおかしいところなんかないじゃない!!」
とわたしがいうと
「もういいんですよ・・・」
といっていた。

何もかもに疲れていたようだった。



その後・・・しばらくして私から電話をすると彼女の母親が無愛想に出て、彼女はいないという。

わたしはおかしいな・・・と思いつつ・・・

もしかしたら大阪に一人で行ったのかもしれないな

と思っていた。

その後も、彼女と連絡が取れれば・・・と思って実家に電話してもそのたびに
「いません」
といわれ・・・

今日・・・久しぶりに彼女の声が聞きたくて電話をしたら
母親が出て

「娘は2年前に亡くなりました」

といわれた。死因は心臓発作だったらしい。

わたしは信じられなかった。エイプリル・フールの悪い冗談かとおもった。

どうも母親も彼女の死を受け入れられずにいたらしく、夫の死についで娘の死・・・のダブルショックで、きちんとした対応がいままで出来なかったらしかった。

「三回忌になるのにまだ信じられないでいます」
と彼女の母親は言った。
友達から電話があるたびに彼女を思い出すので辛かったらしい。というか・・・今も彼女の部屋には入れないといっていた。
彼女は自室で亡くなったのかもしれない。
睡眠薬を多量に服用する癖があったから・・・
もしかすると
事故がおきたのかもしれない。

わたしは「占い師」の仕事をしているが、自分に近しい人のことはまったく見えなくなってしまう。
仲の良かった彼女が2年も前になくなっていたなんて・・・

どうしても信じられないし

信じたくない。

たぶん・・・

BAD Jokeにちがいない。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.