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2006/05/18(木)
タ−ミナル
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昨日見て・・・一晩たってから・・・しみじみ「来ました」。
わたしはそういう事が多いです。人に何か嫌なことを言われると「とっさに言い返せない」・・・そしてしばらくしてから「ああいえばよかった。こういえばよかった・・・」とフツフツと言いたいことが出てくる・・・ということは良くここにも書きますが・・・。
「言いたい事が出てくる」というより、最初に「感情」が発動して「言語に変換」されるまでに時間がかかるんですね。
典型的に「手のほうが早いタイプ」なんですが、暴力はいかんので、無意識のうちに封印される。 そうすると、「感情」を整理して「言葉」にして「相手に訴える」ということに時間がかかる。
「あとの祭りってやつだな」
と息子らに良く言われますが・・・・
「祭り」なんてもんじゃありません。
もうリオのカーニバルのように夜通し何日も何日も「ふつふつ」が続くこともしばしば。
ものすごい山車やらダチョウの羽をつけたグラマラスな踊り子さんやらが一斉に繰り出してエライ騒ぎになっている感じになるわけです。
まあそれはおいといて・・・。
タ−ミナル・・・。あの話の中で・・・空港に閉じ込められていたのはトム・ハンクスなのに・・・ 何時の間にか、空港職員の方が「空港から出ることが出来ない人たち」に見えてくるのは不思議です。 本当に「出ることが出来ない人たち」は職員のほうで トム・ハンクスは彼らの前に現れた「非日常」。
ル−チンな毎日の中に、アクシデントのように「非日常」が展開されることを「みんな待ってる」。
映画の中でも「みんな何かを待ってるんだ」というセリフが出てきますけれど。 なんか意外な印象でした。アメリカ人って、とにかく「積極的」がモット−な人種で「待ってないで行動!」な人たちなのかと思ってたので。
アメリカ人も「受け身」になってきたんでしょうか。
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