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2006/06/18(日)
功名が辻
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先週の「功名が辻」は「信長」が本能寺で討たれるところだったようですが、私は見ていなくて、昨日「再放送」で見ました。
が・・・
信長が鉄砲で肩のあたりを2-3発撃たれる・・・この時点でなんだかもうヨレヨレっとくずれて家来に中に引きずりこまれていく・・・なんか・・・かっこわる・・・。
一方濃姫が信長の横で剣を振るって戦う。なんだかメチャ強い。しかも・・・ラストは「明日にむかって撃て」でしたっけ? 例の「一斉に撃たれて蜂の巣になってエンド」っていう「いわゆるカッコいい死に方」ってやつになってるっていったい(^^:)
「恋人はスナイパ−」とかでもウッチャンがこういうラストシ−んやってましたが。そういえば「ヒ−ロ−」でも飛んでくる矢を全身にうけて・・・ってのやってたなぁ。そういえば「弁慶」も。
悪者が追い詰められて死ぬシーンで「一番かっこいいラストシーン」ってやつがこのパターンなんでしょうか。
悪者に人気のある死に方ナンバー1なんでしょうか。
信長より濃姫のほうが壮絶でかっこいい・・・っていう設定に見ていて「唖然」しかるのち「爆笑」してしまった私。
功名が辻・・・のテ−マは「内助の功」ってやつみたいですけど。 ここまで女達がしゃしゃり出てくると、もはや「内助」ではないかんじがします。
レジェンド・オブ・ゾロの「ゾロより奥さんのほうが強そう」ってのも、あれ「笑いどころ」なんだと思うんですよねぇ。
だいたいバンデラスで作った「ゾロシリーズ」は「アンチゾロ」だったみたいですし。
「かっこよすぎて完璧なゾロはいらない。うんとまぬけっぽいヒーローを作ろう」 ってかんじで。
ただ、バンデラスが「きめる」とバカっぽいのも「かっこよく」なってしまうから「アンチゾロ計画」は失敗だったかも。
ところで原作のゾロっていうのはもっと「変態」っぽい装束なんですね。 顔の部分はあの目元を隠してニヒルな口元や整った鼻筋が見えている・・・っていうんじゃなくて、すっぽりマスクで覆っている。 その上に・・・ なんと「ソンブレロ」をかぶっている。ソンブレロって・・・あの「メキシコ」のでっかい麦わら帽子ですよ。よくタモさんがあれ被ってマラカス持ってるやつ。
しかも・・・ゾロは剣じゃなくてピストルで戦うんだそうで。
これ読んでて「日本にもこんな奴いたぞ」と一人該当者を思い出しました。
「鞍馬天狗」。
ゾロからバットマンが生まれてるそうですが、もしかしたら「鞍馬天狗」も生まれてるかもしれません。
功名心がないのがヒーローたちの共通点。 いつもボランティアなんだなぁ。
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