泉照(杉崎しをり)「店番」日記
水墨画作家「あとりえ泉照」はのんびりですが営業中
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2006/06/24(土) レジェンド・オブ・ゾロ
DVDで観ました。やっと観れた〜。

それにしても・・・劇場公開のときの予告編に入っているナレーションが・・・

あんたちゃんと映画見てコマーシャル作ってんの!?
と思うくらい
「めちゃくちゃ」
だったことがよ〜くわかりました。

予告編だと、ゾロは「愛する家族のために一度剣を捨てた」となってます。イメージ的には、「ゾロはもう危ないから、結婚したし息子も出来たし、穏やかにくらそう・・・」とのんびりしていたが、悪者が現れたので「しかたなく戻ってきた」ってかんじでした。

でも・・・実際のストーリーでは、「ゾロ」を引退したくないアレハンドロが、奥さんに「もうゾロはやめてちょ-だい!!」と叱られて大喧嘩。アレハンドロとしては「いつまでもゾロをやっていたい。」エレナ(奥さん)と結婚したことで地元の名士になってお金にはぜんぜん困らないアレハンドロは毎日退屈でしかたない。
彼のホントの仕事は使用人の管理。地元の名士や貴族といっても、遊んで暮らしてたわけじゃなくて、帳簿管理や経営が仕事なわけで、「経営者」なんですね。
なんか「貴族」とか「名士」のイメージが「ベルサイユのバラ」とかで
「やたら遊んでるだけ」「しかも平安貴族みたいに弱弱しい」っていうイメージが強く刷り込まれてしまっているんですが、実際は違う。
貴族がフランス革命で、農民たちに敗れる敗因は「銃の普及にあった」というくらいで、今まで「剣術」が出来ない農民は戦えなかったけれど、銃のおかげで農民も戦えるようになった・・・。で後は多勢に無勢。銃をもった農民の方が圧倒的に多ければ、貴族が銃を持っても勝てないわけで。というのがフランス革命だったみたいですけど。しかも、あれだけ貧困にあえいでいた農民の手に「銃がいきわたる」というのもヘンな話で、やっぱり「資金源の黒幕」ってのがあったりしたのかもしれません。けっこう先導したのは、やっぱり貴族だったりして。「政権交代が目的」。まあそれは置いといて。

時代背景はアメリカなんですけど、この時代です。


で、彼はそういう「経営者サイド」の仕事はエレナにまかせっきり。エレナは「子育て」も「家の切り盛り」も全部やらされてブチ切れ。(わかります。その気持ち。)で・・・夫婦喧嘩の末、アレハンドロのほうが家を出てホテル暮らし。そんな中、偶然奥さんが事件に巻き込まれ・・・・となっていくわけで。

「愛する家族のために一度剣を捨てた」じゃなくて
「愛するゾロのために彼は一度家族を捨てた」

が正解。

トム・ハンクス主演の「タ-ミナル」もあんなコメディだったとはテレビのコマーシャルのときは思わなかったし。
コマーシャルってあてにならないとつくづく思いました。


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