|
2007/10/16(火)
う〜ん・・・・腑に落ちない・・・たたみ
|
|
|
毎朝の日課は・・・とりあえず「朝日新聞」を開くこと。
そこに、『宿神』という夢枕獏 の時代小説が連載されているんですが・・・・
その挿絵を見るたびに、なにか「感覚的な違和感」があってしかたがなかった。
で・・・はっと気がついた。
「畳だ!」
そう。鳥羽上皇とか、平安後期が設定されていて、殿上人が狩衣姿で描かれているのに・・・・
その建造物の中に『畳』がびっしりと敷かれているのがどうしても気になった。
当時の御所の内部は、貴人の座る場所だけか夜具のかわりに『畳』が置かれていたはず・・・・。
畳がびっしりと敷かれるようになるのはもっと時代が後なのでは・・・ととても気になって。
手元にある「有職文化研究所」発行の「宮廷装束に見る源氏物語の四季」という本にも、平安時代の御所の内部が描かれた日本画や、再現写真などが出ているけれど、寝殿の室内は「板張り」でその上に緑の毛氈(カーペット)が敷き詰められていたり、もしくは板ばりの上に部分的に畳が置かれていたりする(お雛様を乗せる薄い台のようなかんじ。)。
服装も・・・違和感が・・・・・。
もうあまり『有職故実』とか気にしなくなったのかな〜。
見てるこっちは気になります。
|
|
|