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2007/10/20(土)
交渉人「踊るスピンオフ」
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見ました。今回初めて見たんですが・・・。
ええええ〜〜っ!?
な、エンディング。
なんで、「サスペンス」調から、突如「オカルト」系に転調して終わるの?
ってかんじ。
でも、あの、メカばかりがやたら出てきて、ラスト「オカルト」っぽいっていうのは、「都会」というか、確かに「現代社会」のなかの「怖さ」と共感するとも思う。
昔、深夜「深夜番組」のラジオを聴きながら一人で夜中勉強していると・・・ 時計は真夜中・・・ 誰も起きていない。 自分だけがまるで起きているような怖さ。
そこに、深夜番組のラジオのトークが聞こえてくると・・・ 「起きてる人もいる」 と安心になる。
ところが・・・後日、すべて深夜放送は録音でコンピューターで全て管理されていて、放送局は「無人」である・・・なんて聞かされると
改めて「ぞっ・・・」とした・・・・。
なんていうあの感じ。あれに似ている。
まあ、完全に無人なんてことはなくて、誰かしら、管理人さんとかガードマンとかが夜勤でいるので、ほんとはやっぱり「深夜今起きているのは自分一人きり」なわけでもないんですけど。
真下さんが一体誰と交渉していたのか最後までわからずじまい・・・。
この不気味さ・・・。「容疑者」は一人なのか・・・複数なのかすらわからない。
一方、警察と地下鉄は「生身の人間」が山ほど出てくる。 「実際に出てくる人間」と「出てこない人間」の戦い。
真下さんは 「君はあっちの世界にいってしまった人間なんだね」 と(狂気の世界)言っていたけれど・・・
アンダーグラウンドの「出てこない人間」対「出てこない人間」の戦いってのは「ジェームス・ボンド」がよくやってますが・・・。しかし、ジェームスは「いないはずの人間」なのに「存在感」ありすぎ。爆
「交渉人」では、「出てこない人間」と「出てくる人間」との戦い。
対テロ・・・ブームですが・・・この映画の事件も一種のテロ行為なのかな。
一番怖いのは「対立」しているうちはいいけれど、「真下さん側」の人間が、だんだん「あっちにいっちゃった側の人間たち」に感化されて、どんどん「あっち側」にいっちゃうこと。
誘惑は多いかもしれないけど、心をしっかり持って「市民」を守って欲しいです〜。 一市民からのお願い。
今日は「室井さん」。楽しみです。
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